マグマックスニトロ2ってどんな感じ？
そんな疑問に毎月1足以上ジョグ用シューズを購入している筆者がズバリ回答します。
- マックスクッションなのに軽量で軽快
- 反発力もあり様々な練習にも使える
- 高機能でありながら価格もお手頃
マグマックスニトロ2はマックスクッションの割に軽く反発もしっかりあるので、ランニング初心者の最初の一足にはとてもおすすめ。
ランニングが楽しくなります。
フカフカのリッチなマックスクッションに興味があるランナーにもぜひチェックしてみてほしい一足。
マックスクッションでも軽量でランニング中に重さのストレスを感じません。
マックスクッションなのに22,000円と比較的お手頃な価格もポイント！
実際履いてみた感想を詳しくレビューしていますので、ぜひチェックしてみてください！
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この記事ではシューズの性能紹介、実際に履いて走ってみたレビューと、私が持っているライバルシューズとの1対1の比較も紹介しています。
それぞれ記事内ジャンプできます。
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執筆者紹介
- 40代会社員ランナー（5人家族）
- 運動苦手
- ラン歴3年目
- フルマラソン自己ベスト
4時間29分6秒
（第2回ひたちシーサイドマラソン）
〝楽に楽しくランニング〟をテーマに初心者ランナーに近い目線で発信をします。
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PUMA マグマックスニトロ2の主な特徴
マグマックスニトロ2の特徴について解説します。
マグマックスニトロ2の特徴〝走りの次元を変える〟
マグマックスニトロ2は、46mmの分厚いミッドソールでありながら、軽量・高反発・耐久性・快適性を備えたシューズ。
マックスクッションながらその反発性でしっかりとした推進力を発揮します。
伸縮性に優れたシュータンや靴紐でフィット感も抜群。
足首周りのホールド感も良く、ブレる心配もありません。
“日々のジョグをより快適にできる”
そんなシューズです。
初心者から上級者まで、多くのランナーにとって頼りになる一足です！
- 厚さ46mmのNITROFOAMで、高い反発性と優れたクッショニングを実現
- 前作より10g軽量化され、27.0cmで約275gの軽量設計
- 伸縮素材によりフィットする設計
- 800kmの使用にも耐える高い耐久性
- マックスクッションモデルなのに、しっかりとした反発があり割とペースを上げても使える汎用性が魅力
マグマックスニトロ2の基本仕様
マグマックスニトロ2の基本仕様は以下の通りです。
価格は前作より2,200円安くなってます！
ミッドソール：クッション性、反発性ともに◎
マグマックスニトロ2のミッドソールについてレビュー解説します。
マグマックスニトロ2は、EVAフォームに窒素ガスを加え、加熱・加圧して膨張させる「超臨界発泡」製法で作られたNITROFOAMをかかとからつま先までフルレングスで採用。
踵：46mm／前足部：38mmの8mmドロップであり、自然な体重以上が可能です。
前足部で38mmもあるので、前足部で着いてもクッション感バツグン！
ミッドソールの屈曲性、クッション性をフォースメーターを使って測定してみました。
屈曲性は約90°に曲げたときの力を、クッション性は約1cm沈み込んだ時の力を測定しています。それぞれ3回ずつ測定し、平均値を出しています。
屈曲性は高ければ高いほど曲げから戻る力で推進力を得られますが、足に負担がかかります。
クッション性は低いほど柔らかく、足への負担を軽減できますが沈み込みすぎると力を吸収されて推進力が落ちる場合があります。
他のランニングシューズと比較したマグマックス2の測定結果は以下の通り。
| シューズ | 屈曲性[N(90°)] | クッション[N(1cm)] |
|---|---|---|
| マグマックスニトロ2 | 100.9 | 103.8 |
| クリフトン10 | 82.3 | 77.1 |
| ノヴァブラスト5 | 54.6 | 66.2 |
| ウェーブライダー29 | 51.4 | 69.4 |
| アディゼロ SL2 | 51.5 | 76.5 |
| Freshfoam 880 v14 GORE-TEX | 66.7 | 81.3 |
| ボメロ18 | 57.4 | 63.0 |
| ヴェロシティニトロ4 | 41.8 | 67.2 |
マグマックスニトロ2の屈曲性は他のシューズと比べてもかなり硬め。
形状を維持した推進力があり、転がるようにも走れます。
クッション性も数値でみると硬め。
しかし実際に履いてみると硬くはなく、むしろふかふかと柔らかさがあります。
アウトソール：PUMA GRIPで800kmの高耐久。グリップ力も◎
マグマックス2のアウトソールについてレビュー解説します。
マグマックスニトロ2のアウトソールにはPUMAGRIPを採用。
PUMAGRIPは
- 800kmの高耐久
- 濡れた路面でも滑らないグリップ力
が特徴。
特にグリップ力は他メーカーのシューズと比較してかなり強めです。
アスファルトでもキュッキュなりそうな感触。
耐久性も800kmありかなり長く使用でき、コスパもいいです！
アウトソールの幅をデジタルノギスを使って実際に測ってみました。
前足部、かかと部の幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。
他のランニングシューズと比較したマグマックスニトロ2の測定結果は以下の通り。
| シューズ | 前足部の幅[mm] | かかと部の幅[mm] |
|---|---|---|
| マグマックスニトロ2 | 121.1 | 104.8 |
| クリフトン10 | 110.6 | 92.9 |
| ノヴァブラスト5 | 115.5 | 93.8 |
| ウェーブライダー29 | 113.1 | 86.3 |
| アディゼロ SL2 | 114.5 | 80.3 |
| Freshfoam 880 v14 GORE-TEX | 120.8 | 95.3 |
| ボメロ18 | 113.1 | 94.4 |
| PUMA ヴェロシティニトロ4 | 108.4 | 87.3 |
接地面積は広いほど安定しますが、スピードを出すのには不向きです。
マグマックスニトロ2は、前足部もかかと部もかなり広めの設計。しっかりとした安定感があります。
アッパー：通気性も高く快適
マグマックスニトロ2のアッパーについてレビュー解説します。
マグマックスニトロ2のアッパーは、軽量で通気性のいいエンジニアードメッシュ素材を採用。
全体的に厚みがあり、しっかりとした作りになっているので安心感があります。
素材も柔らかく、フィット感も良好です。
足幅は2E相当で、PUMAのシューズの割には幅も広め
履き口：伸縮性のあるニットタン、靴紐が快適
マグマックスニトロ2の履き口周りについてレビュー解説します。
マグマックスニトロ2の履き口には両サイド、ヒール部分に肉厚のクッション材が配置されています。
写真の通りクッションが外側に巻出るような形になっており、足首周りのクッション性はかなりいいです。
シュータンは意外と薄目ですが、シュータンと靴紐にゴムのような伸縮性があるので優しいフィット感があり快適です。
履き口周りの幅をデジタルノギスを使って、ヒール部の高さを定規を使って実際に測ってみました。
履き口周りはサイド、ヒール、シュータンの幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。
ヒール部の高さは定規を入れて1回測定しています。
他のランニングシューズと比較したマグマックスニトロ2の測定結果は以下の通り。
| シューズ | サイド[mm] | ヒール[mm] | シュータン[mm] | ヒール高さ[mm] |
|---|---|---|---|---|
| マグマックスニトロ2 | 15.3 | 16.3 | 5.1 | 88.0 |
| クリフトン10 | 13.6 | 16.3 | 11.5 | 85.0 |
| ノヴァブラスト5 | 16.7 | 14.2 | 2.7 | 77.0 |
| ウェーブライダー29 | 15.3 | 17.7 | 8.0 | 73.0 |
| アディゼロSL2 | 12.8 | 14.9 | 6.2 | 69.0 |
| Fresh Foam 880 v14 GORE-TEX | 12.9 | 17.1 | 10.6 | 68.0 |
| ボメロ18 | 13.1 | 16.7 | 12.6 | 68.0 |
| ヴェロシティニトロ4 | 15.7 | 17.6 | 5.0 | 78.0 |
ヒール部分の高さやパッドがしっかりとしており、足首周りを柔らかくホールドしてくれます。
重さ：マックスクッションとしては超軽量！
マグマックスニトロ2の重さは25.5cmで実測は237.6gでした。
これだけ分厚いクッションを備えていながら軽量で驚きです。
ジョグだけでなく、テンポアップなどペースを上げた練習でも重さのストレスは少なそうです。
マグマックスとマグマックス2の違い
初代マグマックスニトロとマグマックスニトロ2を比較してみます。
| 項目 | マグマックスニトロ | マグマックスニトロ2 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2024年11月 | 2025年12月 |
| 価格（税込） | 24,200円 | 22,000円 |
| ミッドソール構成 | NITRO FOAM | NITRO FOAM |
| 重さ（27.0cm） | 約285g | 約275g |
| スタックハイト | 踵：約46mm 前足部：約38mm | 踵：約46mm 前足部：38mm |
| ドロップ | 8mm | 8mm |
| クッション性 | ソフトな接地感 | ソフトな接地感 |
| 反発性 | 良好（踏み込みで適度に反発） | 良好（踏み込みで適度に反発） |
| 安定性 | 広い接地面積で安定感あり | 広い接地面積で安定感あり |
| 推奨ランナー | 初心者〜上級者のジョグ | 初心者〜上級者のジョグ |
| 主な用途 | ジョグ・LSD | ジョグ・LSD |
マグマックスニトロ2は基本的な仕様は変わっていませんが、より軽量で幅広く使えるシューズにアップデートしています。
マグマックスニトロ2の値段は前作より2,200円安く22,000円なのが嬉しいポイント！
楽天でポイントも考慮すると、2万円を切る価格でこの性能はとてもお得感があります！
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マグマックスニトロ2を実際に履いてみた感想
実際にマグマックスニトロ2を履いて走ってみたので感想をお伝えします。
サイズは通常サイズでOK
通常25.5cmを購入しますが、マグマックスニトロ2も25.5cmで購入。
足先には1cmほど余裕があるので、長さは問題ありません。
足幅については、マグマックスニトロ2は2E相当ですが若干細めに感じます。
足幅が広く心配な方はワンサイズ上げて購入することをおすすめします。
シュータンや靴紐に伸縮性があるので、緩めに結べば伸びてフィットしてくれます。
見た目と軽さのギャップがすごい！
マグマックスニトロ2はミッドソールがとにかく分厚い。
「ミッドソールとアッパーの高さがほぼ同じ？」
と思えるくらいの存在感があります。
そんな重厚感タップリの見た目の割に、重さは25.5cmで実測が237.6g。
走っていても全然重さのストレスは感じず、むしろ反発力があって軽快に走れます。
クッションと反発、軽量性をより高い次元で実現したシューズと言えます。
マックスクッションは重い、そんな世界観を覆すシューズです
様々な走りに対応したミッドソール
マグマックスニトロ2は沈み込みは少なく履いた瞬間は硬めに感じます。
履いた瞬間の柔らかさでいうと同じNITRO FOAMで薄いヴェロシティニトロ4の方が柔らかい気もします。
ノヴァブラスト5と比較すると、ノヴァブラスト5の方が柔らかく感じます。
しかし走っている最中に地面の硬さを感じることはなく、衝撃はしっかりと吸収してくれます。
それでいて反発性もしっかりあり、マックスクッションですが、中側部や前足部でしっかり真下に着地して、ミッドソールの反発を生かしながらポンポン跳ねるように走るタイプのシューズです。
剛性も高めなので、ゆっくりジョグでかかとからついて転がしながら走る走り方も気持ちいいシューズです。
いろんな走り方に柔軟に対応してくれます
PUMAGRIPのグリップ力と耐久力がすごい
PUMAの推しであるPUMAGRIPのグリップ力の良さも健在です。地面についた力をロスすることなく推進力に変えることができます。
一歩一歩のグリップ力から爽快感を感じます。
PUMAを試したことのない人にはぜひ試してみてほしいです。
また公式でも800kmの耐久性を推してるので、耐久力も抜群です！
普段履きにはならホワイトがおすすめ
色がグレイ＆イエローかホワイトしかなく、ホワイトは汚れが目立ってしまうので、グレイ＆イエローを購入。さすがにイエローが鮮やか過ぎて普段履きには使えなさそうです。
普段履きにも使いたいならホワイトがおすすめ。
今後ブラックとかもう少し普段履きにも使いやすい色も出てくると思います。
シューズの性能としては、バツグンのクッション性が立ち仕事や歩きでの疲労も軽減してくれるので、普段履きで使っても問題ない性能です！
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マグマックスニトロ2 vs ライバルシューズ 比較レビュー
マグマックスニトロ2って他の似たようなシューズと比較してどうなんだろ？
と思われる方も多いと思います。以下の記事でマグマックスニトロ2を私が持っている他のランニングシューズと1対1で徹底比較レビューしています。
どちらのシューズがいいのか、気になる方はぜひチェックしてみてください！
マグマックスニトロ2 vs ノヴァブラスト5 比較レビュー
50テーマ別比較では27対23でマグマックスニトロ2の勝利。個人的に一足選ぶならノヴァブラスト5という結果でした。
マグマックスニトロ2は46mmと超厚底ながら軽量で反発性もあり、様々な練習でも活躍できるシューズ。しかしクッションがやや硬めで、より柔らかいノヴァブラスト5の方が好みと思いクッション性と軽さと反発のバランスの良さからノヴァブラスト5を選びました。
より柔らかめのクッションで反発を得るタイプが好みという方は、アシックスノヴァブラスト5のレビュー記事もぜひ参考にしてみてください。
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マグマックスニトロ2の評判
他のメディアでのマグマックスニトロ2の評判についてもご紹介。
海外Youtuberの評価
海外のランニングYoutuberがマグマックスニトロ2を他のジョグ用シューズと比較していたのでご紹介します。
マックスクッションの超厚底で軽量性とパフォーマンスを兼ね備えたシューズとしてボメロプラスに近いシューズと解説されています。
価格が海外ではボメロプラスの方が安いらしく、価格差でボメロプラスが有利と結論づけてます。
超厚底でも軽くて性能も高い、新しい次元での競争が始まってる気がします
SNSでの評判
SNSでの評判についてもいくつかご紹介します。
ほんとに話題性がないですが、隠れた名作だと思います！
高性能で安くて軽量はユーザーにとってありがたいアップデート
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PUMA マグマックスニトロ2はこんな人におすすめ！
マグマックスニトロ2はこれからランニングをはじめたいという方にはとてもおすすめのシューズです。
超厚底でクッション性が高く、脚への負担も軽減してくれる。それでいて軽量で反発もあり、技術の最先端のシューズだと感じます。
この性能の割に価格も前作より安くなっており、ぜひチェックしてみてほしいシューズです。
ある程度走る方にはリカバリーや普段のジョグ用としてもおすすめ。
「マックスクッションって重いでしょ？」
と思ってる方には特に試してみてほしいシューズ。
時代は変わってマックスクッションでも軽い、反発もある、そんな時代になりつつあります。
「PUMA履いたことないんだよなぁ」
という方もぜひ試してほしいシューズ。
NITRO FOAMの反発、PUMAGRIPのグリップ力はぜひ体感してみてほしいです。
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総合評価：マックスクッションは重いという価値観を覆すシューズ
以上、PUMAのマグマックスニトロ2のレビューをご紹介させていただきました。
超厚底のクッションでゆっくりジョギングも楽しめる。
それでいて軽量で、ポンポン弾む反発性でペースアップしても爽快に走れる。
まさにすべての練習で活躍する万能シューズです！
ランニング初心者の最初の一足としても間違いないですし、月間数百キロ走るベテランランナーのジョグ用としてもおすすめできるシューズです。
マックスクッションは重いという価値観を覆すシューズ。
ぜひ試してみてください！
ほんとにおもしろいシューズだなと感じるのでぜひチェックしてみてください！
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おすすめシューズをランキング形式で紹介！
シューズを１対１で比較！記事の一覧はこちらから。
ランニング時間をもっと有効にしたいなぁ
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走りながら読書ができる、まさに時間の有効活用。
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