アシックス ノヴァブラスト5 vs ナイキ ボメロ18｜50テーマ別で徹底比較レビュー

そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか？

ジョギングからテンポアップ、レース用シューズと用途によって各社ランニングシューズを出していまが、どのメーカーのシューズがいいのか迷うことってありますよね。

どれがいいのかネットで調べても、「クッション性がある、反発力がある、軽量」と似たような解説も多く、結局どれがいいのか迷いがちです。

そこでこの企画では、私自身が毎日の朝ランで実際に履いてきたシューズを1対1で比較し、どちらがいいのか解説します。

今回比較するのは アシックスを代表する大人気ジョグシュー「ノヴァブラスト5」とナイキのマックスクッションモデル「ボメロ18」 。

ノヴァブラスト5はクッションと反発性がありながら安定感のあるシューズ。

ボメロ18は厚みのあるミッドソールで優れたクッション性と反発性を持つシューズ。

それぞれ違った特徴を持ちますが、どちらもジョギングに最適な人気のモデルです。

この記事では、両モデルの違いを基本スペックから走り心地まで徹底的に比較し、さらに シチュエーション別おすすめ を50テーマで紹介します。

結論を先にお伝えすると、50テーマ別比較では27対23でノヴァブラスト5の勝利。個人的に一足選ぶならノヴァブラスト5という結果になっています。

ノヴァブラスト5 vs ボメロ18　基本スペック比較

まずはノヴァブラスト5とボメロ18の基本スペックを比較してみます。

項目	アシックス ノヴァブラスト5	ナイキ ボメロ18
発売	2024年12月19日	2025年2月27日
定価	16,500円	16,500円
重量	約255g	約296g
ソール厚	前足部33.5mm / かかと41.5mm	前足部36mm / かかと46mm
ミッドソール	FF BLAST MAX	ZoomX＋ReactXの二層構造
アウトソール	AHARLOラバー	高摩耗ラバー
特徴	クッション+反発のジョギングシューズ	最大級のクッション性

ノヴァブラスト5はFF BLAST MAXを採用し、軽量でありながらクッション性と反発力のあるバランス型、ボメロ18は46ｍｍの厚みのあるミッドソールとZoomXの採用でクッション性と反発力を高めたマックスクッション型という特徴があります。

両方ともあらゆる練習で使える万能シューズです。

価格は定価では同じですが、ボメロ18は人気なのか、2025年9月現在ネットでの価格は値上がりしています。

ノヴァブラスト5 vs ボメロ18　実際に履いた感覚

ノヴァブラスト5とボメロ18を実際に履いてみた感想をそれぞれ簡単にご紹介します。

ノヴァブラスト5 vs ボメロ18　シチュエーション別おすすめ50本勝負

ここからは

と気になる使用シーンを実際に履いてみた感想をもとに独断と偏見でまとめます。

テーマ	おすすめ	理由
初心者が最初の一足に選ぶなら	ボメロ18	クッションが柔らか運動に慣れてない脚に優しい
初めてフルマラソンに挑戦するなら	ボメロ18	最大級のクッションで脚を守り、長時間の安心感がある
5kmを楽しく走るなら	ノヴァブラスト5	反発感が強く弾む感覚で短い距離のランが楽しい
膝や腰に不安がある人に	ボメロ18	ZoomX＋ReactXの厚底二層構造で衝撃吸収性が高い
ランニングを習慣にしたい人に	ノヴァブラスト5	軽快で様々なランニングシーンで履きやすい
ゆっくりジョギングに合うのは	ボメロ18	柔らかい着地感がスローペースに合う
ペースを考えず楽しく走るなら	ノヴァブラスト5	ポンポン弾む感触で自然に前へ進む
スピード練習に向いているのは	ノヴァブラスト5	軽量で反発力が強くテンポアップしやすい
ロングジョグにおすすめなのは	ボメロ18	高いスタックと柔らかさで長距離も脚が保ちやすい
インターバル走に使うなら	ノヴァブラスト5	軽量で加速・減速に対応しやすい
テンポ走に向いているのは	ノヴァブラスト5	反発性と軽さでリズムを作りやすい
リカバリーランに適しているのは	ボメロ18	フカフカのクッションが疲労時に脚を守る
マラソン前の調整ジョグなら	ノヴァブラスト5	軽快で体を軽く動かすのに向く
5km大会用に選ぶなら	ノヴァブラスト5	短距離で弾む走りを活かせる
10km大会用なら	ノヴァブラスト5	軽さと反発性でペース維持しやすい
ハーフマラソン用なら	ノヴァブラスト5	クッション性、反発性、安定性のバランスがいい
フルマラソン完走狙いには	ボメロ18	脚へのダメージを軽減。走れなくなっても歩きやすい
サブ4を狙う人に	ノヴァブラスト5	反発性を活かしてペースを維持しやすい
サブ5を狙うなら	ボメロ18	脚に優しく、長時間でも安心感がある
ウルトラ練習用には	ボメロ18	クッションと厚底で長時間走に対応可能
雨の日ランに強いのは	ボメロ18	グリップ力があり濡れた路面にも強い
夏の暑い時期に快適なのは	ノヴァブラスト5	軽量メッシュで通気性が良い
冬の寒い時期に合うのは	ボメロ18	クッション、アッパー素材が分厚く断熱性がある
夜ランに安心感があるのは	ボメロ18	反射材があり夜道も安心
公園や土の道に適しているのは	ノヴァブラスト5	クッションと安定性があり、不整地でも楽に走れる
アスファルトを長く走るなら	ボメロ18	分厚いミッドソールで硬いアスファルトの衝撃を軽減
坂道を走るのに向いているのは	ノヴァブラスト5	軽量で反発力が登り下りに合う
通勤ランで使うなら	ノヴァブラスト5	シンプルなデザイン性と軽快さで日常的に履きやすい
旅行や出張に持っていくなら	ノヴァブラスト5	軽量で普段履きとしても違和感がない
体重が重めのランナーに	ボメロ18	最大クッションで衝撃をしっかり吸収
体重が軽めのランナーに	ノヴァブラスト5	軽さを活かしてテンポ良く走れる
40代ランナーにおすすめは	ボメロ18	クッション重視で関節を守れる
50代ランナーにおすすめは	ボメロ18	柔らかさが脚当たりを和らげる
初めてスポーツシューズを買う人に	ボメロ18	柔らかさと弾む感覚で「走る楽しさ」を感じやすい
毎日走る人に耐久性があるのは	ノヴァブラスト5	厚底＋強化アウトソールで摩耗に強い
週末ランナーにちょうどいいのは	ノヴァブラスト5	軽快さで週末のランを楽しめる
クッション性を重視するなら	ボメロ18	ZoomX＋ReactXの二層構造で最上級の柔らかさ
軽さを重視するなら	ノヴァブラスト5	ボメロより軽く、扱いやすい
反発感を楽しみたいなら	ノヴァブラスト5	トランポリンのような反発感が特徴
足首周りの安定感を求めるなら	ボメロ18	高スタックでも安定感があるように設計されている
履き心地の柔らかさで選ぶなら	ボメロ18	フカフカで柔らかく、足を包む感覚
長時間履いても疲れにくいのは	ボメロ18	最大クッションが脚を守る
幅広足に合うのは	ノヴァブラスト5	より幅広なサイズ
細身の足にフィットするのは	ボメロ18	スリムな設計でホールド感がある
コスパで選ぶなら	ノヴァブラスト5	高性能なのに価格が比較的抑えめ
耐久性で選ぶなら	ボメロ18	アウトソールとフォームの耐久性が高い
普段履きと兼用できるのは	ボメロ18	デザイン性が高く街履きにも合う
学生ランナーにおすすめは	ノヴァブラスト5	軽くて練習にも使いやすくコスパも良い
出費を抑えたいランナーに	ノヴァブラスト5	価格がボメロより安く、性能も十分
2足目のシューズとして揃えるなら	ノヴァブラスト5	ボメロとは性格が異なり使い分けが楽しい

結果は27勝23敗でノヴァブラスト5の勝利。

もちろん各項目のどれに重きを置くかで優劣の印象は変わってきます。

あくまで挙げた50テーマの勝敗をカウントするとノヴァブラスト5の方が有利なシーンが多かったという結果です。

結局どっちがいいの？あえて一足選ぶとしたら・・・

シーン別の勝敗は前述の通りです。

結局どちらがいいのか、あえてランニングシューズを1足だけ選ぶならどっち？と言われたらノヴァブラスト5を選びます。

ノヴァブラスト5はクッション性、反発性、安定感のバランスが良くとてもサブ4くらいまでならほぼ練習から本番のレースまで1足でこなせる汎用性があります。

ランニング初心者からサブ4を目指すランナーならノヴァブラスト5は買って間違いないです。

一方、ボメロ18はクッション性があり走りが楽しくなるシューズでとても魅力的です。しかもマックスクッションの割に値段も安い。

しかし、ボメロ18ほどのクッション性が欲しいランニングシーンはリカバリーくらいなのでそこまで使う機会も少なそうという印象。

ボメロ18よりもノヴァブラスト5の方が汎用性がありいろんなシーンで活躍するシューズだと感じるので、どちらか一足を選ぶなら、ノヴァブラスト5を選びます。

まとめ

以上、ノヴァブラスト5とボメロ18の比較でした。

ノヴァブラスト5はクッション性、反発性、安定感のバランスが良く、万人におすすめできるシューズ。

普段のジョグ用シューズはすでに持っていて、リカバリーラン用に楽に楽しく走れるシューズが欲しいなという方は、ボメロ18はいい選択肢だと思います。マックスクッションの中ではかなりお買い得なシューズです！

どちらも買って間違いはないシューズなので、用途に合わせてお気に入りの一足でランニングを楽しんでみてください！