ミズノのネオビスタ3ってどんな感じ?
そんな疑問に実際に購入して走ってみた率直な感想でズバリ回答します。
- MIZUNO ENERZY NXTを前作比12%増量。トランポリンのようなクッションと反発
- 3D形状ウエーブプレートがスプリングボードのように弾み、横ブレも抑える
- スムーズスピードアシストで滑らかな走行感
- ブーティー構造アッパーでぴったりとしたフィット感

ネオビスタ3は、ミズノが「BOUNCE(弾むようなクッショニング)」カテゴリーの筆頭に位置づける、スーパートレーナーのフラッグシップモデル。2026年6月に発売された最新作です。
スーパートレーナーとは、レーシングシューズに使われる高反発・高クッションのスーパーフォームを組み合わせつつ、日常のトレーニングやロングラン向けにクッション性と反発性をチューニングした厚底モデルのこと。
ネオビスタ3はその中でも、ミズノの最先端技術を一般ランナーの日常に落とし込んだ一足です。
実際に履いてみると、まず履いた瞬間からぐにゅぐにゅと沈み込む圧倒的なクッションに驚かされます。
走り出すと沈み込んだ分しっかり跳ね返ってくる強い反発があり、3D形状のウエーブプレートが進む方向・跳ねる方向をガイドしてくれる。
まさにトランポリンに乗って跳ねるような感覚で、ウェーブライダー30のクッションと反発を、さらにパワーアップさせたようなシューズです。
価格は24,200円。決して安くはありませんが、ミズノの中でも最高レベルのクッションと反発を追求したスーパートレーナーとして、価格に見合う完成度を備えています。
クッションと反発が強く、シューズが走りをパワーアップしてくれる、これぞスーパートレーナーという一足。
沈み込んで跳ねる独特のライド感を受け入れられるかどうかで好みは分かれますが、ウェーブプレートによる安定感とSSAのスムーズなガイドで、スーパートレーナーの中では汎用性も安定感もあり扱いやすい部類。
スーパートレーナーの入り口としても信頼できるシューズだと感じました。
クッション・反発・安定感を高次元で融合。うまく扱えばハマる、トランポリンのようなスーパートレーナーです
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シューズを1対1で比較!記事の一覧はこちらから。
執筆者紹介
- 40代会社員ランナー(5人家族)
- ラン歴4年目
- ジョグ用に特化して30足以上購入
- 月間走行距離300km前後
- フルマラソン自己ベスト
4時間29分6秒 ←足を痛めながらも出走
(第2回ひたちシーサイドマラソン)
〝楽に楽しくランニング〟をテーマに初心者ランナーに近い目線で発信します。
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ネオビスタ3の主な特徴


ネオビスタ3の特徴について解説します。
ネオビスタ3の特徴 〝弾む楽しさを、さらに高い次元へ〟


ネオビスタ3は、シリーズのDNAである圧倒的なバウンス感を継承しながら、「反発」「安定性」「効率性」をさらに高い次元で両立することを目指し、ミッドソールの体積バランスからアッパー構造、プレート形状に至るまで全面的に再設計されたモデルです。
ミッドソールは、足裏に近い上層に超臨界発泡技術で窒素を注入した「MIZUNO ENERZY NXT」、下層に安定性を司るEVAベースのフォームを配置した2層構造。
今作ではソール全体の厚さを前作と同じに保ちながら、上層のENERZY NXTの体積を前作比で12%増量し、バウンス感をさらに強調しています。
同時に後足部のEVAをわずかに厚く配置し直すことで、沈み込みの限界を制御し、土台としての安定性を確保しています。
そして今作の核となるのが、3D形状へ進化した「ウエーブプレート」です。
グラスファイバー強化ナイロン製のプレートが、中央部分は上方へ、内側と外側の両端は下方へ湾曲する複雑な三次元構造になっており、中足部付近でスプリングボード(飛び込み板)のように機能。
着地でフォームが沈むと同時にプレートがたわみ、離地に向けて一気に元に戻る復元力でランナーを前へ押し出します。
両端が下方に曲がっていることで横方向への倒れ込みも抑え込んでくれます。
さらに、ミズノ独自のソール形状設計「スムーズスピードアシスト(SSA)」を搭載。
大きなヒールベベルと前足部にかけてのカーブで、自然とミッドフット〜フォアフット接地へと誘導し、ふくらはぎの負担を軽減して「脚を残す」効果が科学的にも確認されています。
ENERZY NXT×3Dウエーブプレート×SSA。ミズノの最先端が詰まった一足です!
- MIZUNO ENERZY NXT:超臨界発泡の高反発フォームを前作比12%増量し、極上のバウンスを実現
- 3D形状ウエーブプレート:スプリングボードのように弾み、横ブレも抑えるグラスファイバー強化ナイロン製
- スムーズスピードアシスト(SSA):ふくらはぎの負担を軽減し、滑らかに前へ誘導
- 44.5mmの超厚底でも約265gの軽快さ
- ソックスライクなブーティー構造アッパーで確実なロックダウン
ネオビスタ3の基本仕様
ネオビスタ3の基本仕様は以下の通りです。
かかと44.5mmは国際陸連の規定(40mm以内)を超えるため、公認エリートレースでは使用できません。一般ランナーの日常のロングランやリカバリーを最優先した意図的な設計です。
ミッドソール:沈み込んでしっかり跳ねる、極上のバウンス


ネオビスタ3のミッドソールについてレビュー解説します。
ネオビスタ3のミッドソールは、特性の異なる2種類のフォームを重ね合わせた2層構造です。
上層:MIZUNO ENERZY NXT ── ぐにゅぐにゅ沈む圧倒的クッション
足裏に近い上層には、超臨界発泡技術で窒素を注入したTPUベースの「MIZUNO ENERZY NXT」を配置。
微細で均一な気泡により、軽量でありながら極上の柔らかさと高い反発性を実現しています。
履いた瞬間からぐにゅぐにゅと沈み込むのを感じる、非常に高いクッション性。地面の衝撃をしっかり吸収してくれます。
クッションに厚みがあるので地面を遠く感じ、自分の脚だけで走るというよりは、シューズの助力をうまく使って走る感覚です。
今作ではこの上層を前作比で12%増量し、バウンス感をさらに強めています。
下層:EVAベースフォーム ── 沈み込みすぎを防ぐ安定の土台
下層には安定性を司るEVAベースのフォームを配置。非常に柔らかい上層を下から支え、沈み込みの限界点を制御します。
特に後足部のEVAをわずかに厚く配置し直すことで、極厚フォームにありがちな着地時の不安定さを抑え、土台としての安定性を確保しています。
反発感 ── スーパーブラスト3のように沈んで跳ねる
反発も強めで、沈み込んだ分しっかり跳ねてくれます。感覚としてはスーパーブラスト3に近い、沈み込んでポンと跳ね返るタイプ。
ウェーブライダー30のクッションと反発を、さらにパワーアップさせたようなイメージです。
| 比較軸 | ネオビスタ3の位置づけ |
|---|---|
| クッション感 | 44.5mmの極厚で、履いた瞬間ぐにゅぐにゅ沈む圧倒的な柔らかさ |
| 反発の強さ | 沈み込んで強く跳ねる。スーパーブラスト3に近いバウンス |
| 接地感 | クッションが厚く地面を遠く感じる。シューズの助力で走るタイプ |
| ペース帯 | キロ5〜6分のジョグからキロ4分前後のテンポ走まで。キロ4分半が特に気持ちいい |
ぐにゅぐにゅ沈んでしっかり跳ねる、トランポリンのような感覚です!
ミッドソールの屈曲性、クッション性をフォースメーターを使って測定してみました。
屈曲性は約90°に曲げたときの力を、クッション性は約1cm沈み込んだ時の力を測定しています。それぞれ3回ずつ測定し、平均値を出しています。




屈曲性は高ければ高いほど曲げから戻る力で推進力を得られますが、足に負担がかかります。
クッション性は低いほど柔らかく、足への負担を軽減できますが沈み込みすぎると力を吸収されて推進力が落ちる場合があります。
他のランニングシューズと比較した測定結果は以下の通り。
| シューズ | 屈曲性[N(90°)] | クッション[N(1cm)] |
|---|---|---|
| ネオビスタ3 | 78.5 | 73.9 |
| スーパーブラスト3 | 79.7 | 100.3 |
| ネオゼン2 | 81.3 | 78.0 |
| 1080v15 | 66.7 | 89.8 |
| ゲルニンバス28 | 104.9 | 84.0 |
| ボメロプラス | 93.7 | 110.1 |
| ノヴァブラスト5 | 54.6 | 66.2 |
| ボメロ18 | 57.4 | 63.0 |
ネオビスタ3の屈曲性は他のシューズと比べてやや硬めの剛性です。
着地時の安定感と滑らかなガイド感につながっています。
クッション性も数値で見ると柔らかめ。履いた感触としても沈み込んでしっかりと衝撃を吸収してくれます。
3D形状ウエーブプレート:トランポリンのように跳ねるしなやかなプレート
ネオビスタ3の最大の特徴である3D形状ウエーブプレートについてレビュー解説します。
ミッドソール内部には、グラスファイバー強化ナイロン製のウエーブプレートが内蔵されています。
沈み込むような柔らかいクッションがありつつも、進む方向・跳ねる方向をプレートがしっかりガイドしてくれます。
今作のプレートは3D形状になっており、中足部あたりが膨らんでいる感触。そこに乗って跳ねるような感覚があり、まさにトランポリンに乗って跳ねるよう。
中央が上に、両端が下に湾曲した構造が、スプリングボードのように働いて前へ押し出してくれます。
プレートが入っていると硬い接地感をイメージしがちですが、ネオビスタ3はカーボンではなくグラスファイバー強化ナイロンを採用しているため、硬いという感覚はなく、しなやかさがあります。
カーボン特有の突き上げ感や足底への負担がなく、日常のトレーニングに適した優しい走行感を生み出しています。
スムーズスピードアシスト:ふくらはぎを守り、ゆりかごのように前へ転がる
ネオビスタ3のソール形状「スムーズスピードアシスト(SSA)」についてレビュー解説します。
ネオビスタ3はロッカー形状がかなり効いています。前足部がそり上がって前に倒れ込むというよりは、足裏全体がゆりかごのように滑らかに前へ転がっていくような感覚です。
これはミズノ独自の「スムーズスピードアシスト」によるもので、単なるつま先上がりのロッカーではなく、大きく削ぎ落とされたヒールベベルと前足部にかけてのアグレッシブなカーブにより、意識せずとも自然にミッドフット〜フォアフット接地へと誘導される設計です。
最大の利点は「脚を残す」こと、つまりふくらはぎの筋疲労を軽減してくれること。
ミズノの走行実験でも、SSA搭載モデルはふくらはぎの筋肉への負担を有意に低減することが確認されています。ロング走やマラソン後半の苦しい局面で脚を守ってくれる、心強いサポートです。
アウトソール:沈み込んでしっかり跳ねる、極上のバウンス


ネオビスタ3のアウトソールについて解説します。
アウトソールには耐摩耗性に優れたX10カーボンラバーを採用し、細く深い溝の新設計でグリップ力を強化しています。
アウトソールの幅をデジタルノギスを使って実際に測ってみました。
前足部、かかと部の幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。




他のランニングシューズと比較した測定結果は以下の通り。
| シューズ | 前足部の幅[mm] | かかと部の幅[mm] |
|---|---|---|
| ネオビスタ3 | 111.0 | 90.9 |
| スーパーブラスト3 | 116.6 | 94.6 |
| ネオゼン2 | 110.5 | 90.5 |
| 1080v15 | 107.3 | 90.9 |
| ゲルニンバス28 | 111.2 | 95.6 |
| ボメロプラス | 110.1 | 94.3 |
| ノヴァブラスト5 | 115.5 | 93.8 |
| ボメロ18 | 113.1 | 94.4 |
接地面積は広いほど安定しますが、スピードを出すのには不向きです。
ネオビスタ3のアウトソールは前足部もかかと部もかなり広めのデザイン。
広めの接地面積で路面を広く捉えてブレの無い安定感のある走りを実現しています。
アッパー:ピタッと吸い付く、高級感のあるブーティー構造




ネオビスタ3のアッパーについてレビュー解説します。
アッパーには、継ぎ目のないワンピース構造のエンジニアードニットによるブーティー設計を採用。
足先には十分な余裕がありつつ、ピタッと吸い付くようなフィット感が心地よいシューズです。
特にシュータンがシューズと一体化したような構造になっているので、足の甲周りのフィット感が非常に快適で、一体感があります。
足幅はやや細めな感じですが、伸縮性のある素材なので窮屈感はありません。
アッパーの素材感も特筆もので、プラスチックのような化学繊維感が少なく、布のような素材で高級感があります。
立体感のあるロゴなど細部までこだわって作られており、所有する満足感が高いです。
前作では緩いニットでサイズが大きすぎるという声がありましたが、今作はニット構造の再設計で適正なサイズ感。レーシングシューズのようなタイトで確実なフィット感です。
一点気になる点としては、密に編み込まれたニットのため通気性はやや低め。耐久性とホールド力を高めた反面、夏の高温多湿の環境では蒸れを感じる可能性があります。
また、足幅がやや細めのプラットフォームなので、極端に幅広の方は試着をおすすめします。
素材感もデザインも高級感があって、所有する満足度が高いです!
履き口:パッドとヒールカップ補強でしっかりホールド




ネオビスタ3の履き口周りについてレビュー解説します。
アッパーのブーティ構造もあり、中足部のホールド感もとても良いです。
今作ではヒールカウンターの内側に新たにスポンジが内蔵され、剛性が高められました。これにより足首周りの固定力が飛躍的に向上し、前作で指摘されていたかかとの抜け(ヒールスリップ)は完全に解消されています。
足の甲と踵の2箇所にプルタブが設けられており、タイトなソックスのようなフィットでもスムーズに足入れができます。
履き口周りの幅をデジタルノギスを使って、ヒール部の高さを定規を使って実際に測ってみました。
履き口周りはサイド、ヒール、シュータンの幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。
ヒール部の高さは定規を入れて1回測定しています。








他のランニングシューズと比較した測定結果は以下の通り。
| シューズ | サイド[mm] | ヒール[mm] | シュータン[mm] | ヒール高さ[mm] |
|---|---|---|---|---|
| ネオビスタ3 | 11.3 | 11.7 | 2.1 | 68.0 |
| スーパーブラスト3 | 15.0 | 17.4 | 2.2 | 85.0 |
| ネオゼン2 | 13.3 | 12.9 | 1.9 | 73.0 |
| 1080v15 | 13.9 | 17.1 | 7.5 | 78.0 |
| ゲルニンバス28 | 16.5 | 14.6 | 1.7 | 78.0 |
| ボメロプラス | 13.1 | 17.0 | 11.7 | 75.0 |
| ノヴァブラスト5 | 16.7 | 14.2 | 2.7 | 77.0 |
| ボメロ18 | 13.1 | 16.7 | 12.6 | 68.0 |
ネオビスタ3の履き口周りのクッションはかなり厚めなクッションになっています。
ヒールカウンターの剛性もあり、足首周りを快適にしっかりとホールドしてくれます。
重さ:44.5mmの極厚でも約265gで重さを感じない


ネオビスタ3の重さは27.0cmで約265g。
購入した25.5cmの実測では238.3gでした。
かかと44.5mmという極厚のスーパーフォームにプレートまで搭載しながらこの軽さ。
スーパーブラスト3のような超軽量モデルと比べると重さはありますが、フィット感が高いこともあって走っていて重さは感じず、非常に軽快で足回りの良いシューズです。
極厚+プレート搭載でこの軽さは驚きです!
ネオビスタ3を実際に履いてみた感想




実際にネオビスタ3を履いて走ってみたので感想をお伝えします。
これぞスーパートレーナー。走りをパワーアップしてくれる


ネオビスタ3は、これぞスーパートレーナーという感じのシューズです。クッションと反発が強く、シューズが走りをパワーアップしてくれる、そんな感覚があります。
スーパーブラスト3より重さはあるものの、ウェーブプレートによる安定感と跳ねる反発、そしてスムーズスピードアシストによる進行方向へのスムーズなガイドがあります。
うまく使いこなせば確実に走力がアップすると思う一足です。
ゆっくりも速くも走れる高い汎用性


ゆっくりペースだと、柔らかいクッションとSSAが走りを支えてくれます。
ゆっくり走っている時に反発で強制的に走らされるような感覚はなく、ペースを上げずにゆっくり走れるのが良いところ。
一方、テンポアップしようとすると、反発もありウェーブプレートの安定感もあって、楽にペースを維持できます。キロ4分半くらいでとても気持ちよく走れるシューズです。
リカバリージョグからテンポ走まで、あらゆる練習で使えて汎用性は非常に高いです。
好みが分かれるのは「沈み込んで跳ねる」独特のライド感
ここは正直に書きますが、やはり沈み込むクッションが気になる人もいると思います。
地面の衝撃から脚へのダメージを軽減して保護してくれるのかもしれませんが、逆に沈み込んで跳ねてを繰り返す走りが疲れやすく、なかなか慣れないという感覚もあります。
メーカーはロング走でも強くおすすめしていますが、実際ロング走で使ってみたところやはり後半疲労感を感じました。
この強いクッションと反発を受け入れられるかどうかが、好みの分かれるポイントだと思います。
うまく扱って速く走るシューズで、扱い方には少し練習が必要。うまく使える人はハマるシューズだと思います。
スーパートレーナーの入り口としても信頼できる一足
今後のシューズの技術革新を考えると、こういうシューズでうまく走る時代になってくるのかもしれません。
そう思うと、時代に乗り遅れないためにも、スーパートレーナーをうまく扱えるよう練習していきたいと感じました。
ネオビスタ3は、スーパートレーナーの中では汎用性も安定感もあり、扱いやすい部類だと思います。
スーパートレーナーの入り口としても信頼できる一足です。
素材もデザインも高級感たっぷり


ネオビスタ3デザインは非常にかっこよく満足度が高いです。
素材が良く、デザインも良く、立体感のあるロゴなど細部までこだわって作られていて、高級感と満足感があります。
白も真っ白ではなくオフホワイトな感じで、とてもカッコいい。
ミズノの中でも最高レベルのクッションと反発を追求したスーパートレーナーにふさわしい、所有欲を満たしてくれる一足です。
ネオビスタ3 vs 競合シューズ比較
ネオビスタ3って他の似たようなシューズと比較してどうなんだろ?
と思われる方も多いと思います。ネオビスタ3を主要な競合モデルと比較します。
最大のライバルはアシックスのスーパーブラスト3です。スーパーブラスト3がプレート無しで「硬くて軽い効率性」を追求しているのに対し、ネオビスタ3は3Dプレートで「深く沈んで大きく跳ねる楽しさ」と「柔らかさによる脚の保護」に特化しています。速いペースへの移行のしやすさならスーパーブラスト3、関節への衝撃吸収やリカバリー用途、トランポリンのような弾む楽しさならネオビスタ3、という明確な棲み分けです。
ネオビスタ3の評判
海外レビュアーの評価をいくつかご紹介します。
The Run Testersのレビュー
イギリスの著名ランニングギア専門チャンネル『The Run Testers』は、11kmの試走を終えたファーストインプレッションで
「前作の不満を解消した、まさに待望のアップデート」
と高く評価しています。
- 大絶賛された初代の『跳ねる楽しさ』と、2代目の『高い安定性』。今作のNEO VISTA 3はその中間を突く、素晴らしいバランスのシューズに仕上がっている。
- 新しいプレートとソールの形状変更のおかげで、走ると自然に足が前へ回り、エネルギーが戻ってくる感覚を強く味わえる。
- 2代目はただのゆっくりジョグ用になってしまっていたが、3代目は少しペースを上げる練習にもしっかり対応できる万能さ(スーパートレーナーらしさ)を取り戻した
一方で、
- アッパーのブーティ構造があまり伸びないため「幅広のランナーは窮屈に感じるかもしれない」という点
- 「かかとのパッドの当たりが特殊で、初回のランで靴擦れ(水ぶくれ)ができてしまった」
という、フィット感に関するリアルな注意点も挙げていました。
Running Warehouseのレビュー
米国の超有名ランニングギアショップ『Running Warehouse』の動画では、ミズノの海外開発担当者がNEO VISTA 3の構造的なアップデートについてかなり深掘りして解説していました。
要点をまとめると、今回の3代目への進化には明確な理由があります。
① 上下2層のミッドソールの絶妙な役割分担 素材自体は前作と同じですが、弾む感覚を生み出す上層の高級フォーム(MIZUNO ENERZY NXT)を12%増量しています。
「それだと柔らかすぎてグラつくのでは?」と思いますよね。
そこをカバーするために、下層のEVAフォームを幅広の土台のように設計し、増量された強いパワーを扱いやすくコントロールできるようにしているそうです。
② あえて「カーボン」を使わない3Dナイロンプレート 内蔵されているウェーブプレートは、前作の平らな形状から、立体的な「3D構造」へアップデート。プレートの側面を地面に近い位置まで下げることで、着地時の横ブレをガッチリ防ぐ仕組みになっています。 また、レース用ではないため、あえてガチガチのカーボンではなく「柔軟性のあるグラスファイバー強化ナイロン」を採用。日々の練習で足に優しく、かつしっかり進む絶妙なバランスを狙っています。
③ ソールの真ん中にある「大きな穴」の正体 ネオビスタの特徴でもあるソールの大きな肉抜き。これは軽さのためだけでなく、「フォームを意図的に綺麗に沈み込ませるため」の空洞だそうです。着地時にこの穴のおかげでフォームがしっかり潰れ、その反動で一気に力強くバンプバック(跳ね返り)する構造になっています。
④ 2代目の「かかとの不満」をメーカーが公式に改善! アッパーはより柔らかく伸びるニット素材に変更され、フィット感が向上。 さらに嬉しいのは、ミズノの担当者が「前作(バージョン2)でかかと周りに違和感や不快感を持ったランナーがいたことを受けて、今回はヒールパッドやヒールカウンターの設計を大幅に見直して改善した」と明言していた点です。これは前作のフィット感がイマイチだった人にも朗報ですね!
かかと周りの構造に力を入れているようですが、Run Testersでは靴ずれしたとのことだったので、相性がありそうです。
Meta Enduranceのレビュー
- 2代目は少し物足りなかったが、3代目は大ヒットだった初代の抜群の楽しさが戻ってきたと絶賛
- 走り心地がとにかく『エレガント』。静かに、目立たず機能してくれるのに、走っていてどんどんスピードに乗れる自信をくれる。
- ミッドソールは文句なしに柔らかくてバウンシー。それでいて、今回は軽いプロネーション(着地時に足首が内側に倒れ込む癖)があるランナーでも問題なく使えるほど、安定感が底上げされている
また、気になるポイントとして以下のリアルな使用感を挙げていました。
- 雨の日のグリップが最強: 大雨の路面でも全く滑らず、グリップ力は満点。ソールの真ん中にある空洞がしっかり潰れて路面を掴む感覚がある。,
- プレートの足当たりが優しい: レース用の硬いカーボンとは違い、3Dナイロンプレートが足の動きにしなやかに馴染むため、プレートが入っているのを忘れるほど足裏へのストレスがない。,
- アシックス『Super Blast(スーパーブラスト)』との違い: どちらもジョグからペース走まで万能にこなせる大人気スーパートレーナーですが、
「Super Blastよりも、ネオビスタ3の方が明らかにソールが柔らかい」
とのこと。 - サイズ感と横幅: サイズは普段通りでOK。ただ、つま先周りの横幅は「平均か、ややタイトめ(スリム)」な印象。ニットが伸びるので多くの足型に馴染むものの、かなりの幅広ランナーは試着した方が安全かもしれない、とのことです。
個人的にはスーパーブラスト3の方が柔らかく感じました
ネオビスタ3はこんな人におすすめ!
ネオビスタ3は、強いクッションと反発で走りをパワーアップしてくれる、扱いやすいスーパートレーナーです。
特におすすめしたいランナー:
- サブ3.5〜サブ4を目指す市民ランナーのロングラン用 ── SSAでふくらはぎを守り「脚を残して」走れる
- リカバリーからテンポ走まで一足で兼ねたい汎用性重視のランナー ── キロ4〜6分台を幅広くカバー
- ランニングに「楽しさ」「高揚感」を求める方 ── トランポリンのような弾むライドでモチベーションが上がる
- スーパートレーナーを初めて試す方 ── 安定感があり、入り口として扱いやすい一足
- ウェーブライダー30のクッションと反発が好きで、さらに強い刺激が欲しい方
逆に、沈み込んで跳ねる独特のライド感が苦手な方、キロ3分台のスピード練習が中心の方、極端に幅広・甲高の方や真夏に長距離を走る方は、試着で相性を確かめるのがおすすめです。
総合評価:トランポリンのように弾む、扱いやすいスーパートレーナー


以上、ミズノ ネオビスタ3のレビューをご紹介させていただきました。
超臨界発泡フォーム「MIZUNO ENERZY NXT」、進化した3D形状ウエーブプレート、そしてスムーズスピードアシストを融合させ、前作の弱点だったアッパーの緩さやサイズ感を見事に克服。
強力なバウンスと圧倒的な安定性を両立した、スーパートレーナーの傑作に仕上がっています。
通気性の低さや、マックスクッション特有の重量感、沈み込んで跳ねる独特のライド感など、好みの分かれるポイントはあります。
それでも、クッション・反発・安定感を高いレベルで備え、ふくらはぎや関節を守りながら幅広いペースに対応する汎用性は、日々のトレーニングを大きく支えてくれます。
スーパートレーナーの中では安定感も汎用性もあり扱いやすく、入り口としても信頼できる一足です。
24,200円という価格に見合う、十二分な価値を備えたエポックメイキングな一足。これからのスーパートレーナー時代を楽しむためにも、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ぜひ実店舗での試着もお試しください!
トランポリンのように弾む感覚、ぜひ一度体感してみてください!
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せっかくランニングするなら『オーディブル』は強くおすすめ!
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\読んでみたいシューズのレビュー、比較があれば教えてください/




















