こんにちは。
10年でサイドFIREを目指すサラリーマンブロガーのアナサです。
数ある記事の中から、この記事にアクセスしていただき、ありがとうございます。
この記事では、唐木元さんが執筆された「新しい文章力の教室」の概要と、私なりの感想についてご紹介します。
私のように本業はサラリーマン、副業としてブログやWebライティングに取り組んでいる場合、ライティングに関する技術を正しく学んだことがないというケースは多いのではないでしょうか。
正しいライティングの技術が身についていないと
- そもそも文章がかっこ悪い
- 幼稚な感じがする
- 文章を書くのに時間がかかる
- 文章力に自信が持てない
といった悩みが生じてしまいます。
この記事でご紹介する「新しい文章力の教室」は、そんな悩みを解決する文章のテクニック面について、文章の悪い例、いい例を詳細に具体的な文章例を示して教えてくれる本です。
ブログ初心者で文章に自信がない方やどうもうまく文章が書けないと日ごろ感じている方にとって、「新しい文章力の教室」は少なからず文章力の成長につながるいい本だと思います。
この記事では本の概要と、参考ではありますが私の感想も記載しておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。
本の概要:完読される文章作り
「新しい文章力の教室」では最後まで読んでもらえる(「完読」される)文章、記事が重要とされています。
完読される文章こそが良い文章であり、この本では完読される文章をラーメンの完食と比較して説明しています。
完食されないラーメンは
- 量が多い
- 味が好みじゃない
- 途中で食べ飽きる
といった理由が考えられます。
文章も同じで、完読されない文章は
- 文章が長すぎる
- 内容が求めていたものと異なる
- 内容が重複していたり、リズム感が無く読みにくい
といった理由があると書かれています(本にはもっといろいろ理由があげられています)
では、どうすれば完読される文章を作ることができるのか。
これをテクニック面で解決するのが、「事実」「ロジック」にもとづいた記事構成と、それを読みやすくする「言葉遣い」とされています。
「事実」、「ロジック面」を構築するのに重要な点は、プラモデルのように
- 記事の全体感を把握する(プラモデルの箱絵)
- 何を記載するか文章の要素を並べる(プラモデルのパーツ)
- 文章をどう組み立てるか決める(プラモデルの取説)
ことが重要と説明されています。
これは私もその通りと思っています。
完全にできていると胸を張って言えるほどではありませんが、このブログの過去の記事でMind Mapを用いた記事作りを紹介しています。
材料を集めて組み立てるという作業という点では似ているかなと思ってますので、ぜひ読んでみてください。
残りの「言葉遣い」については、この本の2章以降、ページ数の大半を使っていい文章と悪い文章を実際に例文を使って詳細に解説されています。
実践的に文章のテクニックを学べますし、またその例文が多いためたくさんのテクニックを学ぶことができます。
この本で紹介される数々のテクニックを実践できたら、かなり洗練された文章になると思います。
感想
文章のテクニック面については、本書に記載の通り「事実」、「ロジック」にもとづいて、文章要素をプラモデルの様に組み上げていくというのは、本当にその通りだなと思いましたし、日々そうできるよう頑張っているつもりです。
いい文章を作る技術は本職のサラリーマンでも間違いなく生かせるのでぜひ頑張っていきたいです。
加えてやはり記事を
「完読してほしい」、「見に来て下さった方にできれば気持ちよく最後まで読んでほしい」
というのは記事を作成する側として忘れてはいけない思いかなと改めて感じました。
「こんなことがあった」「この商品がオススメです」など、作成側が言いたいことを書くだけになりがちで、別にそれがダメというわけではないですが、見に来ていただいた方に時間を割いて読んでもらってるという気持ちは大事なのかな思います。
書くことに精一杯だったり、時間が無かったり、書くこと慣れていなかったり、読み手側に配慮する余裕がないことも多いですが、文章のテクニックは前提条件として、加えて最後まで読んでいただけるよう「最後まで連れて行く」ような姿勢で文章を構成することが必要なのかなと感じました。
なかなか難しいですが精進していきたいです。
そして深く反省しながら過去の記事もリライトしたいと思いました。
まとめ:記事を見ていただいていることに対する感謝の気持ちと最後までリードする気持ちが重要
以上、唐木元さんが執筆された「新しい文章力の教室」について概要と感想の説明でした。
文章のテクニックについては、本書を読んでいただき、悪い例でありがちだなと思う部分はぜひ直していきたいです。
加えて完読してもらえるような配慮ができる記事構成作りを心掛けていきたいと思いました。
文章力に自信がなくてこれから文章力を磨いていきたいという方は、オススメの本ですのでぜひ手に取ってみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。