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【レビュー】Adidas アディゼロ SL2|軽量トレーニングシューズの最高峰

Adidas  アディゼロ SL2 外観

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Adidasのコスパ最高で練習からレースまで万能で使えるランニングシューズ、アディゼロSL2をレビューします。

〝SL〟はSuper Lightの略。その名の通り軽量で反発力もあり、それでいて価格も2025年8月現在公式でも11,400円とコスパ最高のランニングシューズです。

1年前のランニングシューズですが、その評価の高さからいまだに人気のランニングシューズ

軽やかにテンポよく走れるので、フルマラソンを目標に本格的に練習を積んでいきたい初心者の方からベテランランナーまで軽量で反発もあり、トレーニングシューズとしてピッタリです。

昨年7月に購入して1年以上愛用しています。たぶん1,000km以上使っています。

実際に長らく使ってきた感想含めて詳しくレビューしていきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

レビューを先に見たい方はこちらから記事内ジャンプできます。

1年前のモデルですが性能は最新モデルにも劣りません。価格も安くなってきているのでかなりお買い得です!

執筆者紹介

  • 40代、妻と3人に子どもをもつ会社員ランナー
  • ラン歴3年目でフルマラソンには2回出場(自己ベスト:4時間37分20秒)
  • 学生時代は小学校のサッカー部以外に運動部の経験は無し

ランナーとしてはまだまだ初心者だからこそ、これからはじめる人に寄り添った発信ができると思います。

本サイトのミッションは、このサイトを通じてたくさんのに楽に楽しくランニングはじめてもらうこと。ランニングをはじめた方はぜひコメント欄から「ランニングはじめました」の一言でいいので、教えていただけると嬉しいです!

Adidas アディゼロ SL2の主な特徴

Adidas  アディゼロ SL2 外観2

アディゼロSL2の主な特徴を解説します。

アディゼロ SL2の特徴

アディゼロ SL2は、アディダスのレーシングDNAを日常ランニングに落とし込んだ「万能系トレーニングシューズ」です。前作から大きく進化し、より反発性と軽量性に優れたモデルになっています。

アディゼロSL2は最上位モデルでも使用されているLightstirke Proをフルレングスで採用し、反発力を高めています。

そして27cmで約232gとジョグ用シューズとしては軽量で軽快にリズムを刻みながら走れるため、ジョグからスピード練習まで幅広く対応できます。

そして何と言っても定価が14,300円と本格的なランニングシューズの中では比較的安いため、練習でもガンガン使えます

  • 「レースシューズの感覚を普段の練習でも味わいたい」
  • 「1足でジョグもスピード練習もこなしたい」
  • 「軽量で反発のあるトレーニングシューズが欲しい」

そんなランナーにピッタリのモデルです。

アディゼロ SL2の基本仕様

アディゼロ SL2の基本仕様は以下の通り。

  • 発売日: 2024年6月
  • 価格: 税込メーカー希望小売価格 ¥14,300
  • スタックハイト/ドロップ: ヒール 約36 mm、前足部 約26 mm、ドロップ 10 mm
  • 重量: 約232 g(27.0 cm)
  • ミッドソール素材: Lightstrike Pro(全面)をLightstrike 2.0でサンドイッチ
  • アッパー: エンジニアードメッシュ(モノメッシュ)
  • アウトソール: Adidas独自ラバー(フルラバー)

この性能で14,300円はかなりコスパがいいと思います

ミッドソール:クッションは硬めでより地面の反発を感じる

最大の特徴は、Lightstrike Proフォームをフルレングスで搭載している点です。

前作は前足部のみでしたが、SL2ではかかとからつま先まで敷き詰められ、着地の柔らかさと蹴り出しの推進力が向上しています。

これを支えるキャリアフォームとしてLightstrikeを組み合わせ、反発性と安定感をバランスよく両立させています

ミッドソールの屈曲性、クッション性をフォースメーターを使って測定してみました。

屈曲性は約90°に曲げたときの力を、クッション性は約1cm沈み込んだ時の力を測定しています。それぞれ3回ずつ測定し、平均値を出しています。

屈曲性は高ければ高いほど曲げから戻る力で推進力を得られますが、足に負担がかかります。

クッション性は低いほど柔らかく、足への負担を軽減できますが沈み込みすぎると力を吸収されて推進力が落ちる場合があります。

他のランニングシューズと比較したアディゼロ SL2の測定結果は以下の通り。

シューズ屈曲性[N(90°)]クッション[N(1cm)]
ASICS GELKAYANO 3054.556.2
Adidas ADIZERO SL251.576.5
PUMA ディヴィエイトニトロ 375.183.6
MIZUNO ウェーブライダー2845.465.3
New Balance Freshfoam 880 v14 GORE-TEX66.781.3
Nike ボメロ1857.463.0
PUMA ヴェロシティニトロ441.867.2

屈曲性は他のシューズと比べても柔らかめ。足に負担をかけずに快適に走れます。

クッション性も他のシューズと比較すると若干硬い感触。クッション性よりも地面をしっかりと感じて反発をもらう履き心地です。

アウトソール:ラバー素材でグリップ力あり

アウトソールはラバー仕様で、濡れた路面でも安定したグリップを発揮します。

レースモデルのように極端に削ぎ落とされておらず、ほぼ全面にラバーアウトソールが備え付けられているため、安定感があります。

もう1000km以上使用しています。溝がなくなってきた部分はありますが、いまだにミッドソールがむき出しになるほど削られてもいないので、素材の耐久力もあります。

アウトソールの幅をデジタルノギスを使って実際に測ってみました。

前足部、かかと部の幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。

他のランニングシューズと比較したアディゼロ SL2の測定結果は以下の通り。

シューズ前足部の幅[mm]かかと部の幅[mm]
ASICS GELKAYANO 30120.699.2
Adidas ADIZERO SL2114.580.3
PUMA ディヴィエイトニトロ 3103.482.4
MIZUNO ウェーブライダー28119.187.3
New Balance Freshfoam 880 v14 GORE-TEX120.895.3
Nike ボメロ18113.194.4
PUMA ヴェロシティニトロ4108.487.3

接地面積は広いほど安定しますが、スピードを出すのには不向きです。

アディゼロ SL2は、前足部もかかと部もやや細めの設計。もちろんグラつくほど細いというわけではないので、走りは快適です。

細目の設計になるので、足幅の広い方にはワイドモデルもあります。

アッパー:伸縮性がなく少し硬め

Adidas  アディゼロ SL2 アッパー

アッパーにはエンジニアードメッシュを採用。軽量でシューズ全体に細かな通気孔が設けられているため、ランニング中の熱を効率よく逃がしてくれます。

夏場や長時間のトレーニングでも快適性を保てる設計です。

素材はニットのように伸縮性はなく、少し硬めです。

ダメージを受けやすいつま先部分には補強がされ、耐久性を高めています。

履き口:最小限のクッションで軽量

履き口のクッション、シュータンは薄めで軽量な設計になっています。薄めではありますが、ストレスを感じることはありません。

かかと部分の高さが低いので、普段高めのシューズを履いているとはじめ若干かかとが抜けるような感じがします。

ただ実際走ってて抜けることはないので、走りに問題はありません。

履き口周りの幅をデジタルノギスを使って、ヒール部の高さを定規を使って実際に測ってみました。

履き口周りはサイド、ヒール、シュータンの幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。

ヒール部の高さは定規を入れて1回測定しています。

他のランニングシューズと比較したアディゼロ SL2の測定結果は以下の通り。

シューズサイド[mm]ヒール[mm]シュータン[mm]ヒール高さ[mm]
ASICS GELKAYANO 3016.019.36.463.0
Adidas ADIZERO SL212.814.96.269.0
PUMA ディヴィエイトニトロ 311.913.13.567.0
MIZUNO ウェーブライダー2814.917.07.780.0
New Balance Fresh Foam 880 v14 GORE-TEX12.917.110.668.0
Nike ボメロ1813.116.712.668.0
PUMA ヴェロシティニトロ415.717.65.078.0

他のジョグ用シューズと比べると履き口周りのクッションは薄め、ヒール部分の高さも浅めになっています。その分シューズの軽量化に貢献しています。

重量:ジョグシューとしては軽量!

Adidas  アディゼロ SL2 重量

重量はメンズ27.0cmで約232gと軽量。25.5cmの実測では216.6gでした。

Lightstirke Proの反発性もあり、軽快にリズムを刻みながら走れるため、ジョグからスピード練習まで万能に幅広く対応できす。

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アディゼロ SLとアディゼロ SL2の違い

アディゼロSLとアディゼロSLを比較してみます。

項目アディゼロ SL(初代)アディゼロ SL2
ミッドソール構造Lightstrike EVA+前足部分にLightstrike Pro(部分使用)Lightstrike Proをフルレングス搭載。上下をLightstrike/Lightstrike 2.0でサンドイッチした構造
反発性・ソフト感全体的に硬めで、ハードな接地感。前足部にわずかに反発がある程度柔らかく弾むような反発性が特徴。着地から蹴り出しまでスムーズ
ソール厚(スタックハイト)/ドロップ前足部 約26.3mm、ヒールとのドロップ 約8.6mmヒール約36mm/前足部26mm、ドロップ約9–10mm
重量約240g約232g(27.0cm・メンズ)で軽量化(前作より約8g軽い)
アッパー素材Lightweight Sandwich Mesh(軽量サンドイッチメッシュ)Engineered Mono Mesh(エンジニアード モノメッシュ)。サポート性とフィット感向上
アウトソール素材基本的なラバー素材(詳細不明)Adiwear Rubber(耐摩耗性の高いラバー)を採用。グリップと耐久性が向上

アディゼロSL2でLightstirke Proがフルレングスで採用されたのが大きな違いです。

フルレングスのLightstirke Proのおかげで、よりクッション性と反発性がアップし軽快なランニングできるようになっています。

Adidas アディゼロ SL2を実際に履いてみた感想

サイズは通常サイズでOK

細目のデザインのため、ワンサイズ上げた方がいいと思います。

私は通常25.5cmを購入しますが、アディゼロSL2は購入した際、店頭にワイドモデルがなかったので店員さんにも相談して、ワンサイズ上の26.0cmを購入しました。

足幅が広い人はワイドモデルを選択すれば通常サイズで問題ないです。

とにかく軽い

Super Lightの名称の通り履いた感じはとても軽いです。テンポアップする際に足の回転が速く気持ちよくスピードに乗って走ることができます。

スピードを上げたときに反発力を感じるミッドソール

ミッドソール自体は若干硬め。反発力もゆっくりのジョギングではあまり感じられないため、ゆっくり走っているときは「あれ?普通の靴?」という感じがします。

しかし1キロ5分を切るくらいまでペースを上げると反発力も感じるようになり、心地よくスピードに乗って走ることができます。

キロ5分くらいからが得意なシューズだと思うので、アディゼロSL2で気持ちよく走れるペースまで自然とペースが上がってしまう、そんな感じがします。

ペースを上げて走るのが楽しくなるシューズです!

1000km走っても快適に走れる耐久性

楽しくペースを上げることができるランニングシューズということで、昨年購入して1000km以上愛用してきました。

2025年9月、他のシューズも試しつつ改めて履いてみましたが、他のシューズにも劣らないテンポアップしたときの快適さは健在でした。

かなり長く使っていける耐久性があります。

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普段履きには・・・あまり向かない印象

アディゼロSL2よりもクッション性があって快適なシューズは他にもいろいろあるので、クッションが比較的硬めのアディゼロSL2は普段履きには向かないかなと感じます。

もちろんスニーカーよりはクッション性もあり快適とは思いますが、他のランニングシューズと比較して、もっと他にも普段履きとして快適なシューズはあるという意味です。

Adidas アディゼロ SL2の評判

他メディアでのアディゼロSL2の評判についてもご紹介。

Runtripで紹介:自然とペースが上がるトレーニングシューズ

アディゼロSL2はRuntripでも詳しくレビューされています。

  • 前作よりもスピードを出して走るレーシング仕様
  • 気分が乗らない時にコンディションを高めてくれる
  • どんなシーンでも使える非常に万能なシューズ

と紹介されています。

SNSでの評判

SNSでの投稿もいくつかご紹介します。

軽さと反発力でグングン進む感じがあります

少し細目なので、足指がこすれるトラブルがよくある方はワイドモデルがおすすめ

まさにオールラウンドなシューズ。リピート買いもありですね!

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Adidas アディゼロ SL2はこんな人におすすめ!

アディゼロSL2は万能なトレーニングシューズではありますが、今まで運動したことのない全くの初心者というよりは、ある程度ランニングの習慣もあり、タイムを求めて質の高い練習をしていきたい、そんなランナーにおすすめの一足だと思います。

ゆっくりジョギングするときは、そこまでクッションも反発力も感じません。スピードを上げると反発を感じるようになり、アディゼロSL2の軽量さも相まってより楽にペースを維持できるそんなシューズです。

ペース走やインターバル走といった練習にピッタリのシューズだと思います。

これからランニングをはじめるという方には、最初はクッションや反発がしっかりあって、安定性もありケガ無く楽しくランニング習慣を作れるシューズがおすすめです。

これからランニングをはじめる方にはウェーブライダー29がおすすめです。こちらで詳しくレビューしてますので、ぜひチェックしてみてください!

2025年9月現在、発売から1年以上経っており、価格も更に安くなっています。それでいて最新のシューズにも劣らない性能を持っているため、かなりお買い得だと思います。

お財布に優しく高性能なランニングシューズが欲しいという方はぜひチェックしてみてください!

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総合評価:ジョグからテンポ走までこなし耐久性も高い万能シューズ

Adidas  アディゼロ SL2 外観2

以上、アディゼロSL2のレビューをご紹介させていただきました。

アディゼロSL2は発売から1年以上が経ちますが、最近のランニングシューズと比較しても遜色ない性能を持ったシューズです。

価格も安くなっていますので、安く高性能なシューズが欲しい方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

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