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【レビュー】ナイキ ストラクチャープラス|正しいランニングに導く最高のトレーニングシューズ

ナイキストラクチャープラス 徹底レビュー

ナイキのストラクチャープラスってどんな感じ?

そんな疑問に実際に購入して走ってみた率直な感想でズバリ回答します。

ストラクチャープラスの特徴
  • ミッドフットサポートシステムで正しいランニングをサポート
  • ZoomXでクッション性、反発性アップ
  • ペース走からリカバリーまで汎用性の高いシューズ
  • 奇抜なカラーでも私服で使いやすいハイセンスなデザイン

ストラクチャープラスはナイキのスタビリティシューズのラインナップの最新作で最高傑作。

2025年に発売されたストラクチャー26は「正しいランニングをサポートする」スタビリティシューズでしたが、その重さと硬さ、反発の無さからランニングを楽しむ初心者よりというよりは、しっかりと本気のトレーニングを積むランナー寄りのシューズで非常に扱いづらい印象でした。

ストラクチャープラスになり、ミッドソールの上層部にZoomXを採用することで、ストラクチャーシリーズのサポート機能はそのままに、クッション性と反発性を獲得し、より楽しく走れる扱いやすいシューズに進化しました。

ストラクチャーシリーズは、スタビリティシューズによくある「オーバープロネーション防止」だけに留まらず、ランナーを正しいランニングに導くサポート機能を備えたシューズ。

ケガ無く正しいフォームでランニングを積み上げたいランナーさんにぜひ手に取ってほしいシューズです。

個人的にとても楽しみにしていたシューズ。期待通りのアップデートでした!

この記事では、

を詳しく紹介します。ぜひチェックしてみてください!

執筆者紹介

  • 40代会社員ランナー(5人家族)
  • ラン歴3年目
  • 月間走行距離300km前後
  • フルマラソン自己ベスト
    4時間29分6秒
    (第2回ひたちシーサイドマラソン)

楽に楽しくランニングをテーマに初心者ランナーに近い目線で発信します。

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ストラクチャープラスの主な特徴

ストラクチャープラス 前から見たところ

ストラクチャープラスの特徴について解説します。

ストラクチャープラスの特徴〝Nikeで最もクッション性と安定性に優れたシューズ〟

公式より引用

公式より引用

ストラクチャー プラスは、ナイキが提案する「スタビリティ(安定性)」と「楽しさ」を融合させた、新世代のランニングシューズ。

これまでのストラクチャーシリーズは、確かな安定感と引き換えに、接地感の硬さや重厚感が否めない「真面目な矯正靴」という印象が強いモデルでした。

一方で、近年のランニングシューズは軽量でポンポンと弾むような反発のあるシューズだったり、クッション性がありランニングを楽しめるシューズが主流。

これまでのストラクチャーシリーズのように、安定性はあるけど重くて硬いシューズはなかなかうけが良くなかったように思います。

ストラクチャー プラスでは、その声に応える形で、スタビリティシューズの常識を覆す大胆なアップデートが行われています。

最大の特徴は、シリーズ史上初めて、最高峰のスーパーフォーム「ZoomX」と、高耐久な「ReactX」を組み合わせたハイブリッドミッドソールを採用した点。

足裏に近い層には柔らかく高反発なZoomXを配置し、それを外側のReactXが包み込むような構造にすることで、「スーパーシューズの弾み」と「盤石な安定感」という相反する要素の両立に成功しています。

その結果、ストラクチャー プラスは「守るための靴」という枠を超え、足を入れた瞬間から走りたくなるような、エネルギッシュな推進力を備えたシューズへと進化しました。

ここに大きく貢献しているのが、新開発のミッドフットサポートシステム。 これは、アーチ(土踏まず)とヒール周りを包み込むように配置されたサポート構造で、着地の瞬間に適度なサポートを発揮します。

従来の硬いパーツによる強制的な矯正ではなく、ZoomXの沈み込みをReactXのフレームが受け止めることで、ランナーの足首を優しく、かつ確実に正しい軌道へと導いてくれます。

ストラクチャー26よりも格段に履きやすいシューズになりました

  • ZoomXで軽さとクッション、反発性が大幅にアップ
  • ミッドフットサポートで正しいランニングを自然にサポート
  • 安定と楽しさで日々のトレーニングにピッタリ
  • カラフルでも普段履きに使える洗練されたデザイン

ストラクチャープラスの基本仕様

ネオゼン2の基本仕様は以下の通りです。

  • 発売日: 2026年2月5日
  • 価格: 22,000円(税込)
  • ソール厚: 踵 42mm/前足 32mm
  • ドロップ: 10mm
  • ミッドソール素材: ZoomX+ReactX
  • アッパー: エンジニアードメッシュアッパー
  • アウトソール: デュアルラバーアウトソール
  • 重さ: 約291g(27.0cm)

厚さ40mmを超えながら優れた安定感がすごい!

ミッドソール:ZoomXが効いた快適な履き心地

ストラクチャープラス 斜め前から見たところ

ストラクチャープラスのミッドソールについてレビュー解説します。

ストラクチャープラスのミッドソールは、ストラクチャープラスから大幅に変更され、ZoomXとReactXの2層構造になっています。

ZoomXが軽さとクッションを、ReactXが安定性の骨組みの役を担い、高い次元で快適な履き心地と安定性を両立しています。

クッション性があるといっても、あまり沈みこまずにしっかりと衝撃を吸収してくれる感じです。

柔らかいと安定性が損なわれるのが通説ですが、かかとから前足まで足裏全体のサポート、安心感はとても高いです

ミッドソールの屈曲性、クッション性をフォースメーターを使って測定してみました。

屈曲性は約90°に曲げたときの力を、クッション性は約1cm沈み込んだ時の力を測定しています。それぞれ3回ずつ測定し、平均値を出しています。

屈曲性は高ければ高いほど曲げから戻る力で推進力を得られますが、足に負担がかかります。

クッション性は低いほど柔らかく、足への負担を軽減できますが沈み込みすぎると力を吸収されて推進力が落ちる場合があります。

他のランニングシューズと比較したストラクチャープラスの測定結果は以下の通り。

シューズ屈曲性[N(90°)]クッション[N(1cm)]
ストラクチャ―プラス72.0103.8
ストラクチャー2678.895.6
1080v1566.789.8
ゲルニンバス28104.984.0
ボメロプラス93.7110.1
ノヴァブラスト554.666.2
ボメロ1857.463.0
ヴェロシティニトロ441.867.2

ストラクチャープラスの屈曲性は他のシューズと比べて硬すぎず柔すぎず、中くらいの剛性です。

クッション性も数値で見るとやや硬め。履いた感触としては沈み込みは少なく、しっかりと衝撃を吸収してくれます。

アウトソール:ZoomXの上から感じる確かな接地感

ストラクチャープラスのアウトソールについてレビュー解説します。

ストラクチャープラスのアウトソールは、2種類のラバーを使い分ける〝デュアルラバーアウトソール〟になっています。

かかと部分には高耐摩耗性のラバーを、前足部には少し柔らかくグリップ力の高いラバーを採用しています。

これにより耐久性と安定性、路面を掴むグリップ力、滑らかな蹴りだしを実現しています。

アウトソールの幅をデジタルノギスを使って実際に測ってみました。

前足部、かかと部の幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。

他のランニングシューズと比較したストラクチャープラスの測定結果は以下の通り。

シューズ前足部の幅[mm]かかと部の幅[mm]
ストラクチャープラス111.490.3
ストラクチャー26108.089.3
1080v15107.390.9
ゲルニンバス28111.295.6
ボメロプラス110.194.3
ノヴァブラスト5115.593.8
ボメロ18113.194.4
PUMA ヴェロシティニトロ4108.487.3

接地面積は広いほど安定しますが、スピードを出すのには不向きです。

ストラクチャープラスの前足部は広め、かかと部はやや狭めのデザイン。

広めの接地面積で路面を広く捉えてブレの無い安定感のある走りを実現しています。

アッパー:厚みがあり通気性も高いアッパー

ストラクチャープラスのアッパーについてレビュー解説します。

ストラクチャープラスのアッパーはエンジニアードメッシュを採用。

ストラクチャー26よりはやや薄めのアッパーで通気性を確保しています。

中足部あたりにバンド状の補強が施され、足と靴のフィット感を高めてランニング中もブレずに安定感があります。

ストラクチャー26よりは少しパリッとした肌触り。薄く軽量化されています。

履き口:肉厚なパッドでホールド感◎

ストラクチャープラスの履き口周りについてレビュー解説します。

履き口周りにストラクチャー26同様にしっかりとしたパッドがついており、ホールド感はとても良いです。

心なしかかかと部分が深くえぐれており、深くしっかりとホールドすることでランニング中もかかとがズレる心配はありません。

ヒールカウンターも剛性があり、ランニング時の足首周りの安定感を高めています。

十分なパッドで心地よいホールド感

履き口周りの幅をデジタルノギスを使って、ヒール部の高さを定規を使って実際に測ってみました。

履き口周りはサイド、ヒール、シュータンの幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。

ヒール部の高さは定規を入れて1回測定しています。

他のランニングシューズと比較したストラクチャープラスの測定結果は以下の通り。

シューズサイド[mm]ヒール[mm]シュータン[mm]ヒール高さ[mm]
ストラクチャープラス12.318.27.076.0
ストラクチャー2614.819.48.376.0
1080v1513.917.17.578.0
ゲルニンバス2816.514.61.778.0
ボメロプラス13.117.011.775.0
ノヴァブラスト516.714.22.777.0
ボメロ1813.116.712.668.0
ヴェロシティニトロ415.717.65.078.0

ストラクチャープラスの履き口周りのクッションはサイドがやや薄めでヒールが厚めなクッションになっています。

シュータンの厚みも薄くもなく中程度。

ランニング中も緩いということもなく、問題のないホールド感です。

重さ:40.5mmの厚底の割には軽量

ストラクチャープラス 徹底レビュー 重さ

ストラクチャープラスの重さは25.5cmの実測で262.8gでした。

スピードを出すことを目的としないスタビリティシューズらしく、重さはやや重め。

実測ではストラクチャー26よりは6gほど軽くはなってますがほぼ変わりません。

ミッドソールが4mmも厚くなってるわりに重さは変わらないのは、ZoomXのおかげと考えられます。

数字上はほぼ変わりませんが、ミッドソールの一部がZoomXになったことで反発もあり脚回りは少し軽くなったように感じます。

トレーニング用と思えば、重い方がいい練習になるかも?

ストラクチャー26とストラクチャープラスの違い

ストラクチャー26とストラクチャープラスを比較してみます。

項目ストラクチャー26ストラクチャープラス
発売日2025年7月2026年2月5日
価格16,500円)22,000円
重量(27cm)約 298g約291g前後
ヒールスタック約 38mm約 42mm
フォアフットスタック約 28mm約 32mm
ドロップ10mm10mm
ミッドソールReactXZoomX+ReactX
アウトソールヒールに高耐摩耗ラバー、前足部に柔らかめのラバーを配置ヒールに高耐摩耗ラバー、前足部に柔らかめのラバーを配置
アッパーエンジニアードメッシュエンジニアードメッシュ
特徴安定性重視のバランス型よりソフトで弾む安定感

ミッドソールを厚くし、ZoomXを採用することでクッション性反発を高めて、よりランニングを楽しめるスタビリティシューズにアップデートされています。

ストラクチャー26は完全に人を選ぶシューズでしたが、ストラクチャープラスはより万人受けするシューズになっています。

ストラクチャープラスを実際に履いてみた感想

実際にストラクチャープラスを履いて走ってみたので感想をお伝えします。

サイズはハーフサイズ上げてもいいかも

ストラクチャープラス 前から見たところ

通常25.5cmを購入しますが、ストラクチャープラスも25.5cmで購入。

足先はいつもよりちょっと余裕が少ないかなという印象。

走っているうちに足先がシューズにぶつかるかもしれないので、5mmくらいハーフサイズ上げて購入するといいかもしれません。

横幅は特に狭いということはありません。

中足部もきつすぎず緩すぎず、しっかりとしたフィット感。

履き口周りやシュータンもパッドがしっかりとあるので、ホールド感は問題ありません。

シュータンはなぜかシューズと一体のガセットタン構造にはなっていませんでした。

ストラクチャープラス 徹底レビュー シュータン

ストラクチャー26はガセットタンになっていたのに謎です。軽量化?

しかし履きにくいとか履いてるうちにずれるという問題は今のところありません。

ミッドフットサポートシステムのサポート力は健在

ストラクチャーシリーズの最大の特長がミッドフットサポートシステム

柔らかいZoomXを配置することでミッドフットサポートシステムの効果が薄れるのではと心配していましたが、サポート力は健在でした。

かかとの外側と中足部の内側で足の裏の形をしっかりとサポートし、足元から走りをサポートしてくれている感じがします。

ストラクチャーシリーズはスタビリティシューズなので、〝オーバープロネーション〟防止の初心者用と思われがちですが、そうではありません。

実際に公式でも「オーバープロネーション防止」とは一言も記載されておらず、ストラクチャーシリーズが目指すのは、誰にでも起こりうるフォームの乱れを足元から支えること。

よくある内側に硬い素材を入れて、内側への倒れこみを〝矯正〟するのではなく、ソールの縁を少し高くして。足を包み込むようにガイドしてランニングのフォームを足元から整えてくれます。

初心者用ではなく、正しいランニングを目指す全てのランナーに必要な機能ですね!

ZoomXの採用は大当たり!

ストラクチャープラス 徹底レビュー ミッドソールのZoomXフォーム

ストラクチャー26も好きでよく履いていましたが、どうしても気になるのはその硬さ。

重さはまだいいですがガツンと感じる衝撃はなんとかならないのかと思っていました。

ストラクチャープラスではZoomXが上層部に配置され、ガツンと足に来る衝撃が見事に緩和されています。

ミッドフットサポートシステムのサポート性も生かしつつ、ZoomXでクッション性も加えるというのは、非常に難しい調整だったのではないかと推察します。

安定性に快適性が加えられてとてもいいシューズに仕上がっていると感じました。

ストラクチャー26はリカバリーには使おうという気になれませんでした。

しかし、ストラクチャープラスならリカバリーでも十分使えるので、ストラクチャープラスのサポートでよりランニングフォームを意識したいい練習を積めそうです。

用途の幅が格段に広がった

より良いランニングの練習のためにストラクチャー26をもっと使いたかったですが、その扱いにくさから使える場面も少なかったです。

ストラクチャープラスはテンポアップにこそ向かないかもしれませんが、ペースアップからリカバリーまで幅広く使える汎用性の高いシューズになりました。

力強いグリップ力と不思議と設置感のあるアウトソール

アウトソールは触ると硬く、表面もつるつるしているので滑りそうな感じですが、走ると意外とグリップ力はしっかりとあります。

濡れた路面の上でも滑るようなことはありませんでした。

さすがに濡れたマンホールや雪の上は滑るので、そこは注意が必要です。

珍しく雪が降ったので、濡れた路面と雪の上でグリップ力を確認できました

普段着にも意外と合うハイセンスなデザイン

ストラクチャープラスのデザイン、カラーはとても派手。

普段着に合わせるにはブラックやホワイトといったシンプルなカラーに限定されるかなと思いますが、ストラクチャープラスの場合は違います。

派手だけどオシャレなスニーカーとして普段履きにもとても使いやすいです。

蛍光色の緑だけどなぜかどぎつくなくまとまっていて、センスがすばらしいです。

クッション性やサポート機能はウォーキングにも向いているので、普段履きとしても愛用していこうと思います。

惚れ惚れするデザインで、眺めるだけでテンションが上がります

カラーバリエーションは現在以下の4色(画像はナイキ公式より引用)。

4色目のド派手な紫は近日発売のようです。

黒も真っ黒ではなく、若干緑がかってて渋くてかっこいいですね。

ストラクチャープラスのデザインはどれもレベルが高い!

ストラクチャープラス vs ○○ 比較レビュー

ストラクチャープラスって他の似たようなシューズと比較してどうなんだろ?

と思われる方も多いと思います。以下の記事でストラクチャープラスを私が持っている他のランニングシューズと1対1で徹底比較レビューしています。

どちらのシューズがいいのか、気になる方はぜひチェックしてみてください!

記事作成中

ストラクチャープラスの評判

他のメディアでのストラクチャープラスの評判についてもご紹介。

The Run Testersのレビュー

  • クッション量が多く、全体的に「包まれる」感覚
  • 前足部の反発は控えめで、巡航向きの乗り味
  • 派手さはないが、安心してたくさん走れる

Road Trail Runのレビュー

  • 安定性シューズが苦手でも「意外と楽しい」と評価。
  • ボメロプラスほどのクッション量はないが、日常〜ロングで気持ちよく進むタイプ。
  • 回復走・ロング走・中強度の一定ペースに特に相性が良さそう。

安定感がありつつも幅広く活躍するシューズに進化しています

ストラクチャープラスはこんな人におすすめ!

ストラクチャープラスはストラクチャー26の安定性を維持しつつもクッション性を高めて使いやすくなったので、初心者から上級者まで幅広いランナーにおすすめできるシューズになりました。

「正しいランニングでケガ無く練習を積み上げたい」

と思いはほぼ全てのランナーにあてはまると思います。

「スタビリティだから初心者用」と思わず、ぜひ本格的にランニングを積んでいる玄人のランナーさんにも試してみてほしい一足です。

ストラクチャー26はとても初心者用とは言いづらかったですが、ストラクチャープラスになって初心者にもおすすめできるシューズになりました

総合評価:ランニングシーンに新しい風を吹かせる一足になってほしい

ナイキストラクチャープラス 徹底レビュー

以上、ストラクチャープラスのレビューをご紹介させていただきました。

元々ストラクチャー26推しだったので、主観が多めに入ったレビューになってしまいましたが、それを差し引いてもストラクチャープラスは走りやすく、日々のトレーニングを積むのに最適な一足に仕上がっていると感じます。

昨今ではクッション性が高く、反発があって速く走れるシューズが高い評価を得る傾向にありますが、ストラクチャープラスが

「正しいランニングをサポートする」

という新しい価値を浸透させるシューズになればと思い、密かに応援しています。

価格は22,000円とやや高めですが、機能面もデザイン面も満足のいくシューズに仕上がっています。

気になる方はぜひチェックしてみてください!

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