サイドFIRE

30代3人子持ちサラリーマン。サイドFIREに向けていくら必要?夫婦、子ども3人のケースでシミュレーション

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会社の上司、人間関係がイヤ

もっと自由な時間が欲しい

脱サラして自分らしく自由に生きたい!

誰しもがそんな思いを一度は持ったことがあるのではないでしょうか。

最近、配当や利子による完全な不労所得で生活費を賄い、働かなくてもいい自由、経済的自由を獲得するFIRE(Financial Independence Retire Early)という生き方が話題となっています。

働かなくても生きていけるなんて、そんなことできるならそりゃ達成したいですよね!

しかし、不労所得で完全なFIREを達成するのはそう簡単ではないです。

余裕で億単位のお金が必要になるため、普通のサラリーマンで達成するのはなかなか現実的とは言い難いです。

再現性の高い利回り4%で資産を築いて、80歳でFIRE達成しても遅すぎですからね。

(そもそもアーリーリタイアじゃない 笑)

「家族と貴重な時間を過ごせるもっと若い時期にせめて会社からは自立したい!」

ということで不労所得と少しの労働で生活を支えるサイドFIREを達成するためにいくら必要なのか?

サイドFIREのシミュレーション結果=当ブログの目標について紹介します。

この記事でわかること

この記事を読むことで、30代サラリーマン、妻は専業主婦、子ども3人のケースでサイドFIREするゴールの例と必要な資産がわかります。

サイドFIREとは

改めて、FIRE(Financial Independence Retire Early)とは、配当や利子による完全な不労所得で生活費を賄い、働かなくてもいい自由、経済的自由を獲得し早期リタイアするという生き方です。

そのためには、生活費の25年分を貯めれば良いといわれています。

仮に月の生活費が40万円の場合は25年分で1億2千万円のお金が必要になります。

1億2千万なんてもうどうやって貯めればいいのか想像もつかないというか、サラリーマンやってるだけじゃかなりハードルが高いです。

また、生活費月40万円というのも、「何かあったらどうしよう」と考えると完全にそれだけに頼って残りの人生を生きていくというのは不安になったりすることもあると思います。

頑張って1億2千万ためてリタイアしても、不安を抱きながらそのあとの人生を過ごすというのもちょっと違う気がしてしまいます。

あとFIREをいつ達成するのか?というのも重要です。

冒頭に書いた通り、定年退職した後に達成してもただのリタイアなので、なるべく早く達成する必要があります。

「もうFIREなんて成功者の話、できる気がしない」

と思ってしまいます。

そこで、じゃあ全部不労所得で賄わないにしても、不労所得+少しの労働で生活費を賄うという考え方がサイドFIREです。

例えば生活費の半分の月20万円を労働で賄うことで、先ほどの例だとサイドFIREするのに必要な資産が6千万円まで減ります。

6千万円もまだ高いですけどね・・・。また、

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月20万円も労働するのか・・・

と思う方もいるかもしれませんが、それはケースバイケースです。

必須生活費を下げることが出来れば、サイドFIRE後に必要な労働収入も減ります。また、不労所得が上がれば労働に期待する収入は更に減ります。

要はサイドFIREをどの様な形で達成するかは人それぞれ違うので、それぞれの生活スタイルに合わせて、どのような形でサイドFIREを達成するのか、支出からゴールを確認する必要があります。

サイドFIREシミュレーションの条件

サイドFIRE達成のゴールは個々人で確認する必要があるということで、本記事では私の生活スタイルを例にサイドFIREに必要な金額を計算します。

計算にあたっての条件は以下の通りです。

  • 既婚、妻は専業主婦
  • 子どもは3人
  • 家、車のローンなし
  • 家は賃貸(家賃8万円)

当然既婚よりは未婚、子どもはいない方が生活費は低くなるので、サイドFIRE達成のハードルは低くなります。

私の場合は、家、車のローンは無しですが、既婚で子ども3人なので、条件としては結構ハードルは高めかなと思っています。

支出を計算する自由への家計簿

サイドFIREを達成できるかどうか、判断するためには生活費の把握が必須になります。

そこで、次に「じゃあ月々いくら必要なの?」ということで、年間、月々に必要な生活費を計算してみます。

生活費の計算にはこちらのこびと株さんのサイトで説明している「自由への家計簿」を活用しています。

自由への家計簿とは、ざっくり言うと「生活費」を生きるために必須の「基礎生活費」と、必須ではないがあると生活が潤う「ゆとり費」に分けて、さらにそれぞれを月予算と年予算に整理し、本当に必要なお金はいくらかを見える化するものです。

私の例で作成した自由への家計簿は以下の通りです。

恥ずかしいので個々の項目の金額は伏せてますが、基礎生活費が年間550万(月々で46万)ゆとり費が年間56万(月々5万)で、合計月々51万円も必要という計算結果になっています。

高かったのはやはり学費と税金/社会保険料です。

学費についてはこちら、税金/社会保険料はこちらのサイトを使って計算しています。

生活費を計算してみる方はぜひ参考にしていただければと思います。

サイドFIREシミュレーション結果

話は戻りまして、筆者のケースで生活費を計算すると、月々51万円必要という計算結果になりました。

これは仮に6千万円投資に回して、月20万円の不労所得があったとしても、あと残り30万円も労働で稼ぐ必要があります。

「あれ?早期リタイアできない?」

と若干絶望的な気持ちになりました。

老後資金2千万円問題が取り上げられる中、老後資金確保して定年どころじゃ無く、前倒しで早期リタイアを達成したいと言ってるわけですから、そりゃそんなに簡単に達成できるものではないですよね・・・。

10年後、50歳段階での配分目標(本ブログの目標)

生活費が月々約50万円必要であることからも、これから1年、2年頑張ってサイドFIREを達成するほど不労所得を得るのは困難ということを理解しました。

しかしここは数年ではなく、例えば10年後に達成と考えるとだいぶ達成の可能性が見えてくると感じています。

ブログもしっかり10年続けることができていれば、それなりの収入が期待できる可能性もあると信じて、ここは10年は我慢して以下の配分でサイドFIREできるよう今の仕事も頑張っていきます。

サイドFIRE時の月額収入目標の配分は以下のように考えて頑張っていきます。

項目金額
不労所得
(4500万円の投資)
15万円
ブログ収入20万円
労働収入15万円
合計50万円

まとめ

本記事では私の家族構成や生活費を例に、サイドFIREを達成するために必要なお金について計算してみました。

結論として、月々約50万円が必要であり、この50万円をどうやって稼ぐのか?と考えたらここ数年でサイドFIREできるほど簡単な話ではないということを改めて理解しました。

まずは時間を味方につけて、本記事記載の配分を10年後に成立させてサイドFIREを達成することを目標に引き続き頑張っていきます!

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