ナイキのペガサスプラスってどんな感じ?
そんな疑問に実際に購入して走ってみた率直な感想でズバリ回答します。
- トップモデルのミッドソール「ZoomX」をフルレングスで搭載
- プレート無しで、柔軟かつナチュラルな走り心地
- 軽量で軽快な推進力
- テンポアップから日々のジョグまで幅広く使えるスピードトレーナー

ペガサスプラスは、かつて大人気を博した「ペガサスターボ」のDNAを受け継ぎ、実質的な後継モデルとして登場した注目のシューズです。
最大の特徴は、ナイキのトップレーシングモデル(ヴェイパーフライなど)に使用されるスーパーフォーム「ZoomX」を100%フルレングスで採用しながら、あえてカーボンプレートなどを入れない構造にしている点です。
通常の「ペガサス41」のような安心感重視のデイリートレーナーとは異なり、「軽量性、反発力、そして走る楽しさ」にフォーカスした設計になっています。
極厚クッションというわけではありませんが、接地時の柔らかさと高いエネルギーリターンで、テンポアップから日々のリラックスジョグまで、快適にこなせる万能シューズになっています。
価格は22,000円(税込)。通常のデイリートレーナーと比べると少し高価ですが、トップレーシングモデルの素材を普段の練習から味わえる、ステップアップの一足として間違いないシューズです。
シリアスランナーが自身の足裏の感覚を養うためのポイント練習用としても、中級者ランナーのレース用やデイリートレーナーとしても、とても快適でおすすめできるシューズだと思います。
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執筆者紹介
- 40代会社員ランナー(5人家族)
- ラン歴3年目
- 月間走行距離300km前後
- フルマラソン自己ベスト
4時間29分6秒 ←足を痛めながらも出走
(第2回ひたちシーサイドマラソン)
〝楽に楽しくランニング〟をテーマに初心者ランナーに近い目線で発信します。
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ペガサスプラスの主な特徴


ペガサスプラスの特徴について解説します。
ペガサスプラスの特徴〝反発力抜群の軽量フォームが、新次元のエネルギーリターンを実現〟


ペガサスプラスは、日々のランニングで優れたエネルギーリターンを発揮し、力強くサポートするモデルです。
ミッドソールに採用されたフルレングスの「ZoomX」フォームが、着地のエネルギーを効率よく反発に変えて「弾むような軽やかな走行感」を実現しています。
また、フライニットアッパーによる高い通気性とシームレスなフィット感も特徴。
中央に施された象徴的なレーシングストライプがとてもかっこよくてデザイン性の高さも素晴らしいです
- フルレングスZoomXで強い反発力と柔らかいクッション性
- プレートレス構造で柔軟かつナチュラルな走り心地
- フライニットアッパーによる高い通気性と軽量化
- ペガサスターボ譲りのデザインとテンポアップに最適な設計
ペガサスプラスの基本仕様
ペガサスプラスの基本仕様は以下の通りです。
薄めではありますがZoomXのフカフカとしたクッション感も感じます
ミッドソール:フルレングスZoomXで驚くほど軽量で強い反発


ペガサスプラスのミッドソールには、ナイキのトップレーシングモデルにも使われる「ZoomX」が採用されています。
これにより、非常に柔らかくて強い反発を感じるミッドソールに仕上がっています。
ただし、レーシングモデルのZoomXと比べるとやや密度が高く調整されており、耐久性と安定感を持たせた設計です。
履いた瞬間は柔らかさを感じますが、走り出すと確かな接地感を感じます
ミッドソールの屈曲性、クッション性をフォースメーターを使って測定してみました。
屈曲性は約90°に曲げたときの力を、クッション性は約1cm沈み込んだ時の力を測定しています。それぞれ3回ずつ測定し、平均値を出しています。




屈曲性は高ければ高いほど曲げから戻る力で推進力を得られますが、足に負担がかかります。
クッション性は低いほど柔らかく、足への負担を軽減できますが沈み込みすぎると力を吸収されて推進力が落ちる場合があります。
他のランニングシューズと比較したペガサスプラスの測定結果は以下の通り。
| シューズ | 屈曲性[N(90°)] | クッション[N(1cm)] |
|---|---|---|
| ペガサスプラス | 47.7 | 88.3 |
| キプストームテンポ | 80.3 | 93.4 |
| スーパーブラスト3 | 79.7 | 100.3 |
| エンドルフィン アズーラ | 79.9 | 106.1 |
| EVO SL | 86.4 | 106.8 |
| FuelCell Rebel v5 | 74.8 | 63.6 |
| ボメロプラス | 93.7 | 110.1 |
| ノヴァブラスト5 | 54.6 | 66.2 |
ペガサスプラスの屈曲性は他のシューズと比べてかなり柔らかめの剛性。
剛性によるロッカー感はほとんどなく、自分の脚でしっかりと地面を蹴って走る感覚です。
クッション性も数値で見るとやや柔らかめ。
前足部のミッドソールは薄めなため、前足部で着地すると沈み込みは少なくスッキリとした走り心地です。
アウトソール:耐摩耗性ラバーとデカップリング構造


アウトソールには、ペガサスシリーズでおなじみのワッフルパターンが採用され、耐摩耗性の高いラバーが配置されています。
前足部とかかと部をしっかりカバーしつつ、中足部はZoomXフォームがむき出しな構造。
これにより、重量の削減と中足部の柔軟性の向上を実現しています。
グリップ力は問題なく、乾いた路面はもちろん、濡れた路面でもしっかりとしたグリップ力を発揮します。
アウトソールの幅をデジタルノギスを使って実際に測ってみました。
前足部、かかと部の幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。




他のランニングシューズと比較したペガサスプラスの測定結果は以下の通り。
| シューズ | 前足部の幅[mm] | かかと部の幅[mm] |
|---|---|---|
| ペガサスプラス | 111.5 | 85.6 |
| キプストームテンポ | 119.2 | 84.1 |
| スーパーブラスト3 | 116.6 | 94.3 |
| エンドルフィン アズーラ | 111.9 | 93.6 |
| EVO SL | 111.4 | 83.6 |
| FuelCell Rebel v5 | 106.8 | 90.3 |
| ボメロプラス | 110.1 | 94.3 |
| ノヴァブラスト5 | 115.5 | 93.8 |
接地面積は広いほど安定しますが、スピードを出すのには不向きです。
ペガサスプラスのアウトソール形状はどちらかというと細目の設計。
着地による抵抗感が少なく、スムーズな蹴りだしです。
アッパー:エンジニアードフライニットとレーシングストライプ




アッパーには、軽量で通気性に優れたフライニットを採用。
中央には印象的なレーシングストライプが施されています。
つま先部分や甲のサイド部分には模様の様な通気口が配置され、熱を逃がす構造になっています。
メッシュも穴が大きく通気性抜群です
履き口:適度なパッドでホールド感◎




かかと周りや履き口には適度な厚みのパッドがついており、ホールド感はとても良いです。
シュータンはガセットタン構造(内側で繋がっている構造)になっていませんが、シューレースを通す構造になっているためランニング中にシュータンがズレるのを防いでくれます。
シュータンはかなり薄く、全体的にレーシングなつくり。
履き口周りの幅をデジタルノギスを使って、ヒール部の高さを定規を使って実際に測ってみました。
履き口周りはサイド、ヒール、シュータンの幅を3回ずつ測定し、平均値を出しています。
ヒール部の高さは定規を入れて1回測定しています。








他のランニングシューズと比較したペガサスプラスの測定結果は以下の通り。
| シューズ | サイド[mm] | ヒール[mm] | シュータン[mm] | ヒール高さ[mm] |
|---|---|---|---|---|
| ペガサスプラス | 12.7 | 16.6 | 1.9 | 80.0 |
| キプストームテンポ | 10.1 | 10.2 | 3.6 | 78.0 |
| スーパーブラスト3 | 15.0 | 17.1 | 2.4 | 80.0 |
| エンドルフィン アズーラ | 11.6 | 14.8 | 3.0 | 85.0 |
| EVO SL | 11.9 | 13.9 | 1.9 | 70.0 |
| FuelCell Rebel v5 | 14.4 | 12.9 | 3.7 | 72.0 |
| ボメロプラス | 13.1 | 17.0 | 11.7 | 75.0 |
| ノヴァブラスト5 | 16.7 | 14.2 | 2.7 | 77.0 |
ペガサスプラスの履き口周りのクッションはサイドはやや薄めですが、かかと部分のパッドが厚く、またヒールカップの高さも高いため、ランニング中に足が抜けるような感覚はありません。
快適性を重視したシューズのような優しいホールド感というよりは必要最小限で軽量性を重視したつくりとなっています。
重さ:とても軽く軽快


実際に測った重さは25.5cmで約226.3gでした。
持った感覚からも非常に軽く、テンポアップ時にも足運びが非常に軽快です。
| シューズ | 25.5cm実測 [g] |
|---|---|
| ペガサスプラス | 226.3 |
| キプストームテンポ | 210.0 |
| スーパーブラスト3 | 210.0 |
| エンドルフィン アズーラ | 222.1 |
| EVO SL | 210.0 |
| FuelCell Rebel v5 | 202.2 |
| ボメロプラス | 255.9 |
| ノヴァブラスト5 | 227.1 |
ペガサスプラスを実際に履いてみた感想




実際にペガサスプラスを履いて走ってみたので感想をお伝えします。
サイズ感はややタイト。幅広の方は要注意かも


通常25.5cmを購入しますが、ペガサスプラスも25.5cmで購入。
足先には十分余裕がある長さですが、ナイキ特有の細身の作りとなっており、中足部や前足部の幅、空間のボリュームはやや少なめに感じます。
フライニット素材で伸縮性があるため足には馴染みやすいですが、足幅が広いランナーはハーフサイズアップするか、店頭で試し履きをしてからの購入をおすすめします。
足の幅が狭めの方には、ズレることなくしっかりとホールドしてくれる作りです。
シュータンもシューズと一体となったガセットタン構造にはなっていません。
ランニング中にずれることはありませんが、最近はガセットタンが主流なので、ペラペラと動くのは履くときに少し気になります。


軽くて弾む、ZoomXのバウンド感


走ってみて一番に感じるのは、ZoomX特有の「柔らかく沈み込んでポンと反発が返ってくる」感覚。
ただ反発自体はそこまで強くはなく、いい意味で自然にランニングをサポートしてくれるような感じです。
フルレングスで搭載されているため、ゆっくりとしたジョグだと特にかかと部分のクッションの柔らかさを感じながら自然な反発で気持ちよく走れます。
重さを感じさせず、ペースを上げてもスムーズに対応してくれます。
とても汎用性は高いシューズです
かかと着地だと安定性はやや低め
ペースを上げて中側部で着地して走る時はあまり気になりませんが、ゆっくりペースで走る時はミッドソールのZoomXが非常に柔らかいため、着地時に沈み込みやすく、安定性はそこまで高くないかなぁと感じます。
長距離で足が疲れてきた時には少しぐらつきを感じるかもしれません。
かかと着地じゃなく前足部で走っている間はしっかりとした接地感でブレることはありません。
前足部の薄さは好みが分かれるかも
ヒール(約35mm)に対して前足部(約25mm)となっており、最近の超厚底シューズに比べると前足部がやや薄めに感じます。
ドロップも10mmあるため、ミッドフットからつま先にかけて着地するときは少し地面の硬さをダイレクトに感じやすく、クッションのサポートに物足りなさを感じる気がします。
長距離を走ると足底に疲労感がたまりやすい印象です。
一方で、ダイレクトな接地感が好きなランナーにはたまらない感覚だと思います。
2026年4月現在、やはり最近のシューズと比べると薄いなと感じます。厚底が苦手な方にぜひ試してみてほしいです。
強力なグリップ力のアウトソール


アウトソールのグリップ力は高く、路面をしっかりと掴んでくれます。
ただし、ミッドソールがむき出しになっている中足部の耐久性はやや気になります。


ラバーの厚みはしっかりとあるのでアウトソールの耐久性は問題なさそうです。
色を選べば普段履きでも使いやすい
ペガサスプラスはカラー展開も多く、レーシングストライプのデザインは非常にスタイリッシュで、スポーティな普段履きとして使うのもかっこいいかなと思います。
購入したイエローはちょっと使いにくいですが・・・ブラックとかあまり派手な色でなければオシャレに使えそうです。
機能面ではZoomXのクッションがフカフカと柔らかいので、ウォーキングや立ち仕事でも使いやすいです。
ロッカー感も強くなく、クッション性の高いスニーカーのように使いやすい履き心地。
色を選べば普段履きでもとても使いやすいと思います。




ペガサスプラス vs ○○ 比較レビュー
ペガサスプラスって他の似たようなシューズと比較してどうなんだろ?
と思われる方も多いと思います。以下の記事でペガサスプラスを私が持っている他のランニングシューズと1対1で徹底比較レビューしています。
どちらのシューズがいいのか、気になる方はぜひチェックしてみてください!
ペガサスプラスの評判
他のメディアでのペガサスプラスの評判についてもご紹介します。
The Run Testersのレビュー
- ジョギングから少し早めのペースまで幅広く対応
- 少し硬めで安定感のある調整
- 他のスーパートレーナーほど弾む感覚はない。
Ben Parkesのレビュー
- プレート無しでスピードを出したい人におすすめ
- ロング走にはほかのより厚底のシューズの方が脚を守ってくれる
- フワフワというよりはしっかりとした硬さ
Sagasu Runningのレビュー
- ゆっくりとしたリカバリーランから、速いペースのポイント練習まで、あらゆるペースに対応可能です。
- ZoomX特有の柔らかさがありつつも、着地時の安定感が高い
- 最近の極厚シューズに慣れた人には少し薄く感じるかもしれませんが、地面をしっかり蹴る感覚(グラウンドフィール)を楽しみたいランナーには最高の選択肢
ペガサスプラスはこんな人におすすめ!
ペガサスプラスは、トップレーシングモデルのミッドソールを使った軽量・高反発のシューズですが、あえてプレートを入れないことで「足への自然なフィーリングと快適さ」をプラスしたモデルです。
「カーボンシューズの強制的な反発ではなく、自分の足でコントロールしながらバウンド感を楽しみたい」
というランナーにとてもおすすめなシューズです。
かかと部分のクッションがやや柔らかく沈み込むため、ゆっくり走ればクッションを感じて走れますし、前足部は薄めなのでペースアップすれば確かな接地感で自分の走りを感じながらトレーニングが積めます。
自分の足裏の感覚をしっかり使ってトレーニングしたいシリアスランナーのポイント練習用や、サブ3.5〜サブ4を目指すランナーのレース用・ペース走用としても活躍します。
まさに脚を鍛える日々のトレーニングにピッタリなシューズ
総合評価:軽量でZoomXのバウンドを楽しめるデイリートレーナー


以上、ペガサスプラスのレビューをご紹介させていただきました。
価格は22,000円と高額ですが、ナイキ最高峰の「ZoomX」フォームをフルレングスで、しかもプレートのクセなしに味わえるという、日々のトレーニングにピッタリのシューズです。
シューズの助力やクッション性自体は昨今のシューズに比べると控え目な感じではありますが、自分の脚で接地感を感じながらトレーニングしたいという方にはハマるシューズだと思います。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
走力アップを目指してトレーニングを積むのに最適です
おすすめシューズをランキング形式で紹介!
シューズを1対1で比較!記事の一覧はこちらから。
YouTubeもはじめました。これからどんどん動画も投稿して有益なチャンネルにしていきますのでよかったらいいね、チャンネル登録、ベル通知よろしくお願いします。
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